石原莞爾独走す―昭和維新とは何だったのか

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  • サイズ B6判/ページ数 762p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784104351015
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0023

内容説明

頭抜けた発想とスケールで独走した将軍がいた。満州国が、2・26が、最終戦争論が、石原の大脳回路でどうつながっていたのか。生れあわせた時代と風土が、風変わりな天才をどう育み、挫折させたか。謎に満ちたその生涯を初めて解明する決定版評伝。

目次

第1部 明治維新と昭和維新(たどりついて将軍;少年像の将軍;基礎性格と将軍;日露陸海戦と将軍 ほか)
第2部 満州事変への道(『最終戦争論』と将軍;清末大乱と将軍;辛亥革命と将軍;大陸侵攻思想と将軍 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

2
700ページを超す大著で、これだけ石原莞爾のことを調べ上げた人はほとんどいないのではないかと感じます。父親が山形出身でその関係から著者に石原と同じ名前を付けたのではないかと感じさせます。今迄の評伝(福田和也など)とはかなり異なり、淡々と描かれています。またその時々の昭和という時代の背景説明が詳しく、その点でもかなり参考になりました。2013/05/03

鴨の入れ首

0
第二次世界大戦における日本陸軍のキーパーソンと言えるかもしれない石原莞爾の評伝です。非常に分厚い力作でした。石原莞爾という異才の軍人の生涯を通して、開国から第二次世界大戦敗戦までの日本戦争史を冷静かつ俯瞰的に語っていました。非常に読み応えがあり、興味深く読みました。2024/03/01

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