内容説明
ゆたんぽ、手拭、蚊帳、踏み台、はいちょう…。江戸から昭和の暮らしを豊かに彩った道具たち。懐かしい日々を慈しみつつ綴るモノ語り。
目次
春(踏み台;浮世絵 ほか)
夏(ふさようじ;ひごのかみ ほか)
秋(黒髪;櫛 ほか)
冬(座布団;貧乏徳利 ほか)
著者等紹介
杉浦日向子[スギウラヒナコ]
1958(昭和33)年、東京生まれ。文筆家。「通言室乃梅」で漫画家としてデビュー。主に江戸風俗を題材とした作品を描き、’84年『合葬』で日本漫画家協会賞優秀賞を、’88年『風流江戸雀』で文藝春秋漫画賞を受賞している。『江戸へようこそ』『呑々草子』などでエッセイストとしても天分を発揮、NHK総合テレビ「コメディーお江戸でござる」では足かけ10年レギュラーを務めた。近年は江戸の看板を下ろし、文筆業に専念。2005年7月22日、下咽頭がんのため46歳で逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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