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内容説明
一目惚れあり岡惚れあり、失恋した絵も数知れず。執念で蒐めた40年をふりかえる。
目次
『軍人の妻』の帰国
妻の死顔を描いた暁斎『幽霊図』
戦争画を蒐める
岸田劉生―京都風景の謎
“嫁入り道具”は柴田是真の大作
五姓田芳柳・勇子 父娘で描いた明治天皇像
木村荘八を涙ぐませた酉の市の見世物〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まめはち
2
東京都現代美術館のコレクション展で展示中の福富太郎コレクションを拝見して、福富さんご自身について知りたくなって読みました。コレクション展では、藤田嗣治、向井潤吉、宮本三郎などの戦中戦後の作品が展示中です。福富さん自身の少年時代の記憶を留めるため、また、廃仏毀釈で仏教美術が所在不明になったように、その時代の作品の散逸を危惧してコレクションを始めたとのこと。展示中の中村研一の作品(ラバウル突撃前夜の航空兵の肖像画)への福富さんなりの考察など、たいへん参考になりました。2020/01/28
がっちゃん
2
この方が持ってた絵は何処にいくのかな…。お金を稼ぐ人ってのは、話もうまいね。2019/01/11