内容説明
旋風とともに背後から襲い、喉を突き刺し、眼球を抉る。過去を忘れ、何もなかったように生きる者こそ、わが標的。そう、これは「狩り」なのだ…。朝もやにけむる街でジョギング中の男が惨殺された。死亡推定時刻は午前六時。総頸動脈、後頸部に深い創傷。頸部椎間板亀裂。左鎖骨部分骨折。眼球剥落。死因は外傷性ショック死。遺留品は殆どなく、凶器も不明。行き詰まる捜査の果てに、やがて浮かんできたものは。森に棲む者の復讐を描くサスペンス。第７回日本推理サスペンス大賞優秀作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
depo
1
図書館リサイクル本。第7回日本推理・サスペンス大賞の優秀作に入選した作品。大賞にはならなかったようだ。2021/08/03
ヌッコロF
0
読後、表紙がとてつもなく恐ろしいモノに見えてくる…2013/10/06
ごへいもち
0
この著者の処女作らしい2008/06/06
