内容説明
世の中はこんなにも愛おしく愚かな人々に満ちている!…なんて、私こそ愚行の女王?いや、ハモニカ愚連隊だ!アメリカン・アイドルに熱中し、カピバラの孤高に学ぶ。可愛げをものに出来てこそ、大人なのです。美味しいもの、酒、読書、ドラマ、恋…興味は尽きず、歯ごたえ十分、100パーセントポンちゃんの世界。
目次
十二年に一度の歯ごたえ期
早春の鬼にさようなら
文学的に。おでんとエロで腹いっぱい
五十周年酔狂事始
最低礼賛に風薫る
梅雨時のアイドルはTV
梅雨の合間に悲喜こもごも
Mr.スランプ不在の盛夏
バンカラの風立ちぬ
天高く八〇年代リターンズ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
美登利
26
割と時間かけて読んでしまった。行間にびっしりなんですもの、エイミーのエッセイは斜め読みなんてとてももったいなくてできませんよ。一言一言が面白いのですから。という言い訳をしてみました。(笑) しかし有名な作家さんたちとの交流がすごすぎます。毎回思うことですが。2013/10/11
山田太郎
15
面白かった。どうもデビューしたときの黒人とやりまくりのイメージが抜けずあんまりこの人の本読んでなかったのを反省します。2011/04/22
sawa
7
★★★★☆ エイミーの小説を読むと、彼女がいかに言葉選びにこだわっているか伝わってくるが、このシリーズを読むと日常生活の言葉の間違いにも敏感でしょっちゅう怒ってる。私もそういうタイプなので非常に共感。しかし五十歳過ぎてこんなに人生謳歌してるなんて尊敬するぜ。(図)2011/04/07
すぎねえ
6
、、、そうだよね、文庫になってるよね、、、追い切れてなかったよ姐さん(がくり)。この次の巻も借りてきてあるんだけど、それも文庫化してたんだっけなあ。ともあれ年を重ねても詠美姐さんは姐さんで、どんなに地味番長で引き篭もりがちでお気楽自堕落(に見える)に生きてらしてもやっぱ好きだなあ。ブレない。(というとブレるようなモノがそもそもないよ、と笑い飛ばされそうだけどw)このシリーズ何がどうって、月イチでもこの分量を連載し続けるのがもう!そりゃプロだもの、と言ってしまえばそこまでだけど、単純に純粋に、凄えな姐さん!2015/02/23
そのぼん
6
軽く読めるエッセイでした。作者のそのときのテンションなんかが浮かぶようで、気軽に楽しめました。2011/10/16