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鳥の仏教

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  • サイズ B6判/ページ数 127p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103659020
  • NDC分類 184.9
  • Cコード C0095

内容説明

チベット語から初めて翻訳された智恵の小さな宝石箱のような仏典。

目次

『鳥のダルマのすばらしい花環』
人間圏の仏教から生命圏の仏教へ

著者等紹介

中沢新一[ナカザワシンイチ]
1950年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。現在、多摩美術大学芸術人類学研究所所長。人類学者。著書に『チベットのモーツァルト』(サントリー学芸賞)、『森のバロック』(読売文学賞)、『哲学の東北』(斎藤緑雨賞)、『フィロソフィア・ヤポニカ』(伊藤整文学賞)、『カイエ・ソバージュ』全5巻(『対称性人類学』で小林秀雄賞)、『アースダイバー』(桑原武夫学芸賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うめ

27
美しい挿絵に、簡潔で分かりやすく、だけれども難しい言葉が添えてある。自分では割と品行方正な方だと思っていた事を反省。読みながら生き方、心構えもろもろ、恥ずかしくてたまらなくなる。心が洗われる、良い本でした。2016/07/09

galoisbaobab

11
正統や伝統が人間を救うわけではないし、論理や整合性なんかが人間を救うわけではないし、外典であろうがなんであろうが、チベットの人々の生活とともにあるのであればそれは素敵だな。カッコウが教えてくれるプチ仏教入門です。小難しく偉そうに書いてある本よりずっといいですよ。2015/08/30

新地学@児童書病発動中

8
チベット人の手によって書かれたという仏典。 かっこうから始まって、さまざまな鳥たちが仏教の教えをシンプルに述べていく。難解な仏教も鳥たちの言葉で語られると、分かりやすく感じるのが面白い。 2010/12/06

amanon

7
恐らく仏教のエッセンスを凝縮した内容を持つと思われる、このような書(というかお経)が比較的最近書かれたものであるというのに、まず驚かされた。この書については中沢のような宗教学者だけではなく、仏教界の人達からも広く見解や解説を求めたいところである。2009/05/05

Moeko Matsuda

6
はるか昔に一度読んだような気がするのだが、買ったきり積読にしていたようだ。面白かった。正式な経典ではないにしろ、チベットの人々を中心にして大切に守られ続けてきた「鳥の仏教」は、当地のアニミズム的思想と仏教的思想が見事に融合した、御伽噺のように親しみやすい経典として愛され続けているとのこと。子どもでも分かるような平易で簡潔な言葉で語られており、素人レベルでは正式な仏典が説く教えとの明確な違いは見えない。こんなふうに優しく語ってもらえれば、誰でも「確かにそうだ…」と頷けてしまう。2021/08/10

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