内容説明
「お屋形様と、ともに天下を取らん」商家の女番頭としての機転を買われ、徳川家に奉公することになった卯乃。湯殿に突然現れた刺客から家康を救ったことを機にその側室となる。さらに持ち前の胆力と戦況を読む力から女ながらに影武者を命じられ、関ヶ原、大坂冬之陣、夏之陣と三度戦場に参陣。家康の身替わりとなり、真田信繁と刺し違えることをも覚悟するが―。唯一無二の生涯を描く傑作歴史小説。
著者等紹介
近衛龍春[コノエタツハル]
1964年生まれ。大学卒業後、オートバイレースに没頭。通信会社勤務、フリーライターを経て『時空の覇王』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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