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かぐや姫はいやな女

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  • サイズ B6判/ページ数 248p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784103456247
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

なぜ、かぐや姫は高慢で桃太郎は独善的で饅頭は怖かったのか?オトギ話に憤り、酒と旅を語りトイレを憂う、哄笑と郷愁のエッセイ集。なぜ、かぐや姫はいやな女で桃太郎は独善的で饅頭はあんなに怖かったのか。今日も元気に、怪しいオトギ話の国ニッポンをケトばし、辺境をめぐり、島々を旅して、犬と笑い合い、世界中の酒を呑みつつ、二十一世紀のトイレと水問題について深く考察する――。一読哄笑、二読感涙、三読そうかそうかと膝を打つ、ファニーな感覚と郷愁があふれ出る椎名誠のコンクジュース的バラエティ・エッセイ集。

椎名 誠[シイナ マコト]

内容説明

なぜ、かぐや姫はあんなに高慢で、饅頭はそんなに怖かったのか?オトギ噺に憤怒し、波を眺めて酒を呑み、旅を語ってトイレを憂う、哄笑と懐旧のエッセイ集。

目次

1 怪しいオトギ噺の国で(なぜかぐや姫は高慢で桃太郎は独善的なのか;世の中はよい爺さんと悪い爺さんでつくられていた ほか)
2 旅が育ててくれた(タルヴェスの馬;「波見酒」を飲める秘密の場所 ほか)
3 酒ゴコロ、男ゴコロ(夜明けのビールは一缶まで;スペイリバーの本当の水割りウイスキー ほか)
4 飲むのも出すのも水(地球は不公平な惑星;問題便所 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かおりん

33
この作家さん初読み。おとぎ話をこうもこき下ろして語るところに驚く。ひねくれた物の見方をする方なのかな。旅の話はおもしろかった。エッセイを様々なテーマとはいえ、こんなにたくさん読むともうお腹いっぱい。2017/05/01

Kei

25
椎名さんも70代。お伽話の妙な解釈、外国と比較しての日本の変なところを列挙、外国人観光客への苦情。ビールを飲めば、通風。旅も思い出話し。なんだかなぁ、です。歳を重ねると、寂聴さんや佐藤愛子さんのように、女性は吹っ切れるのだけれど。元祖イクメンパパ、まるで、図書館で職員に当たり散らかすような世間のおじいちゃんみたく、なってもらいたくなぃ!表紙の絵の蛯子さんの方が、ある意味アバンギャルドです。2017/03/06

takeapple

22
確かにかぐや姫はいやな女です。桃太郎も傲慢な奴です。そしてどっちもエイリアンなんですね。思わず笑ってしまう話から、水や食事についての考えさせられる話まで話題豊富な内容でした。2018/08/04

キリン

17
椎名さん、初読み。椎名さんてこんな事書くんだね!知らなかった。2017/09/27

Ryuji

10
★★★★☆お伽話を茶化す?シーナ流のエッセイかと思いきや、それは最初だけで「旅の話」「酒の話」「水の話」の詰まった、まぁ色んな話が混ぜ合わさったいつもの椎名さんの本でした。どこかで読んだことがあるな~という話が多々ありますが、面白いので許します。2017/04/17

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