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母さんの「あおいくま」

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  • サイズ B6判/ページ数 173p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784103315612
  • NDC分類 779.9
  • Cコード C0095

出版社内容情報

あせるな、おこるな、いばるな、くさるな、まけるな--頭文字で「あおいくま」。母が教えてくれたこの言葉が、“貧乏暮らし”を笑いで包んでくれた!

内容説明

「あせるな、おこるな、いばるな、くさるな、まけるな」―母が教えてくれたこの言葉が、“貧乏暮らし”を笑いで満たしてくれた。五つの言葉の頭の文字をとって、「あおいくま」。奇才・コロッケを生んだ、偉大な母の物語。

目次

第1章 滝川家は笑いがいっぱい(お母さんの温もり;おせき婆ちゃんの「まっすぐ」 ほか)
第2章 ものまねの原点は母にあり(アフレコごっこ;母とのお出かけ ほか)
第3章 夜の帝王になった僕(受け入れる;新聞配達の思い出 ほか)
第4章 たった一度の反抗(芸能人になりたい;クビ宣告、そして家出 ほか)
第5章 「あおいくま」の本当の意味(『ものまね王座決定戦』優勝;自分に負けるな ほか)

著者等紹介

コロッケ[コロッケ]
本名・滝川広志。1960年3月、熊本県生まれ。80年、日本テレビ系『お笑いスター誕生!!』に出演し、銅賞・銀賞を獲得して芸能界デビュー。特異な芸風は当時から注目を浴びる。ちあきなおみ、美川憲一、島倉千代子、北島三郎、田原俊彦など、ものまねのレパートーリーは男女を問わず三〇〇を超し、日本を代表するものまねタレントとして、海外でも公演を行っている。また、座長として舞台公演も精力的にこなし、役者活動にも力を入れている他、ものまね落語にも挑戦している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

美登利

36
BSでかな、コロッケさんの番組を観たことがあります。小さな町にそんなに売れてない歌手の人を連れてショーをやっていましたが、子供からお年寄りまでみんな笑顔で素晴らしかったです。この本は幼少の頃からのお母さんとお姉さんとの暮らしぶりが書かれています。あの時代は貧しい人は本当に大変だったのは、よくわかります。そして私の祖母がこの熊本弁と似たような話し方だったのでとても懐かしく感じました。人を思いやる心、いつも明るいお母さんの志しがコロッケさんに見事に引き継がれています。さくさく読めて心にもしみる本でした。2014/02/13

gtn

25
反抗期のなかった著者。そんな彼が、唯一母に逆らい、モノマネ芸人になるため熊本から上京。お笑いスター誕生をきっかけに、順風なスタートを切ったが、一時期失速。そんな時、心の支えにしたのが、「あおいくま」の「ま」負けるな。他人にではなく、自分に負けるなという意と悟る著者。私も「勝つことより負けないことが大事」という先人の言葉は知っていたが、初めて腑に落ちた。何があっても、自分の可能性を信じ、諦めなければ大丈夫。2023/06/17

Yu。

22
“あられ”の朝食に“キュウリ一本弁当”‥ 幼い頃から極貧生活を送り、また幾多の謂れ無き中傷を受けようとも、明るく優しく頼もしい母親と弟想いの姉に支えられ、最後は皆で笑い飛ばし乗り越えていく逞しき滝川家で成長していく内気な広志少年の“コロッケ”芸の原点が覗ける自叙伝風エッセイ。“あせるな” “おこるな” “いばるな” “くさるな” “まけるな” の五つの言葉の頭文字を取って「あおいくま」‥ 彼は母親からのこの大切な教えを自分の糧として今尚も守り続けている。2016/11/08

雨巫女。@新潮部

13
《私‐図書館》コロッケさんのお母さんのように、明るく豪快に生きていけたらなあ。『あおいくま』の言葉を胸に頑張ろう。2013/02/11

きぬこしぷりん

12
コロッケさんの自伝。コロッケさんのお母さんもステキだけど、コロッケさんのお母さんを見る目が優しくて寛大でステキ!同性だと反発するところも、男の子って、一歩引いて「ま、仕方ないかぁ」と許してくれるところがあって、ウチの息子もこんな風に思ってくれるといいなぁ~2014/02/12

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