内容説明
コンプレックス、いじめ、母娘の葛藤、そして巣立ち…家族問題の答えは全部、むかしばなしの中にありました。あなたの親子関係をときほぐす癒しのエッセイ。
目次
うばすて山―親と子ども、それぞれの自立
白雪姫―母と娘の対立を乗り越えて
猿蟹合戦―子どもがいじめにあったなら
こぶとり爺さん―子どものコンプレックスは育て方次第
長靴を履いた猫―誘惑や欲望に打ち克つ子に
鼠の嫁入り―女の子の親に読んでほしい結婚の話
著者等紹介
江原啓之[エハラヒロユキ]
スピリチュアル・カウンセラー、オペラ歌手。89年にスピリチュアリズム研究所を設立。出版、講演活動等を行うほか、CD『愛の詩』『幸せのみつけかた』などクラシック、ポップスの枠を超えた作品を発表し、スピリチュアル・アーティストとしても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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雨巫女。@新潮部
6
昔話等にもスピリチュアルな話もあるんだなあ。2011/02/17
なると
1
昔話には、昔の人達の知恵が生きている。それを説いた本。「うばすて山」親は子どもの人生から身を引く覚悟が必要。美しく年をとる事と、いつまでも若いとは違う。「猿蟹合戦」仕返しではない。いじめを無くそうでなく「行動を取れ」と教える話。知的に返す、精神的に相手より勝つ事の大切さ。「こぶとりじいさん」コンプレックスとの付き合いかたを学べ。全てを受け入れろ。「鼠の嫁入り」子に短所と長所を教え自らの"分"に気づかせる。玉の輿の負の部分に耐える覚悟があるか、分相応が良い。親バカになってはいけない。