甲子園が割れた日―松井秀喜5連続敬遠の真実

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103051718
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

’92年夏、”怪物”との勝負を避けた明徳義塾に全国から非難の声が上がる。15年を経て吐露された心情とは?球児たちのその後の軌跡を丹念に追う。

内容説明

1992年夏、星陵VS明徳義塾。「怪物」松井との勝負を避け勝利した明徳義塾に、全国から非難の声があがった。「高校生らしくない」「卑怯もの」―。「あの試合」から始まったそれぞれの葛藤。その後、両チームの球児たちはどのような思いを胸に、どう人生を歩んでいったのか、彼らのその後の軌跡を丹念に追う。

目次

第1章 失望
第2章 誤解
第3章 前夜
第4章 伝説
第5章 挫折
第6章 沈黙
第7章 真相

著者等紹介

中村計[ナカムラケイ]
1973(昭和48)年、千葉県船橋市出身。同志社大学法学部卒。スポーツ新聞記者を経てフリーライターに。野球取材をメーンに活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

337
まずあの出来事をここまで深く掘り下げる取材力がすごいなと思った。最初当時のニュースみたら世間的には明徳が悪くて星稜可哀想という印象だけど、読み進めていくと、馬淵監督と山下監督の人間性がすごく滲み出てきて面白い。そしてその時の選手がどうなっているのかも知ることは良かった。ネットで関係者のその後も辿ると河野さんも色々乗り越えて立派に引退されていて馬淵監督も未だに監督を続けて清宮対策に敬遠か?と話題になっていたりと、一試合が人生のウエイトの大きくを占めている事に驚く。2017/04/24

takaC

64
あの試合はもう24年も前だし、この本が書かれてからも10年以上経ってしまい、ちょっと冷めた目で読んでしまった。大げさに言うほどの「真実」でもないような。2018/07/08

26
高校野球大好き♪プロ野球は興味ないけど。今年の夏も、延岡学園を応援しまくり、決勝で負けたときは球児と一緒に涙しました(笑)でも、松井の時代は高校生くらいだったんだけど全然見てないんだよね~残念。噂で、全打席敬遠されたらしいと言うのは知ってたけど。当時のピッチャーやキャッチャー、監督、両チームのあらゆるメンバーの言葉が聞ける。敬遠した側の監督が悪いんでしょ、指示されたピッチャーも可哀想…なんて思ってたけど、監督と子供たちの素晴らしい関係に涙が出そうだった。2013/08/30

ごへいもち

19
読まないほうがよかったかも2017/06/25

ライアン

17
本書にも何度か登場する明徳の控え選手が済美の監督として甲子園に出場するので数年ぶりに再読。星稜、明徳どちらも純粋ではあるんだよね。ただその方向が違ったためにこういうことが起きてしまったんだよね…2017/08/06

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