内容説明
インターネット上に人種差別を煽るゲームを配信しようと企む会社の存在が明らかになった。アメリカでは五大都市で白人による黒人ラッパーのリンチ殺人が続発。民族間の緊張が一気に高まり、一触即発状態になっていた。一方、車椅子の情報官ハーバートは、誘拐されたアメリカ人女性の手がかりを求め、単身ネオナチの集会へと向かった!米独仏を巻き込んだ巨大な陰謀の行方は―。
著者等紹介
クランシー,トム[Clancy,Tom]
1947年ボルティモア生れ。保険代理業を営む傍ら9年がかりで執筆した『レッド・オクトーバーを追え』で、’84年一躍ベストセラー作家になる。豊富で該博な知識と詳細なデータをもとに現代戦の実相を描き、ハイテク軍事スリラーの元祖となった。主な著書に『レッド・ストーム作戦発動』『いま、そこにある危機』『日米開戦』『レインボー・シックス』など
ピチェニック,スティーヴ[Pieczenik,Steve]
精神科医・作家。ハーバード大卒後、マサチューセッツ工科大で国際関係論の博士号を取得する。著書に『書記長のクーデター計画』など
伏見威蕃[フシミイワン]
1951年東京生れ。早稲田大学商学部卒業。商社勤務を経て翻訳家に。クランシー『ノドン強奪』マクナブ『リモート・コントロール』など訳書多数
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感想・レビュー
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橋川桂
11
平成も終わろうかという頃になって、トム・クランシー初読(これは共著だけど)。シリーズの三作目といういつものことながら半端なところから手を出してしまい、登場人物の把握にちょっとてこずったかも。アメリカ、ドイツ、フランスと大きくみっつの舞台で話が進むのだけど、各章が短めで、場面転換がややせわしなく、読みやすいは読みやすいんだけど、なんか没頭しきれないものも。2019/04/04
鑑真@本の虫
1
やっと少しいいとこ発見。でも、やはり好きにはなれない。2010/01/01
1977年から
0
2001年