内容説明
何万年もの間、いつ来るかも知れぬ飢饉の恐怖に脅えながら生きてきた人類は、今あり余る食糧を手にいれて、自滅の道を歩みはじめたかに見える。心臓病、糖尿病、ボケ、肥満、ガンetc。食べた物がすべて血となり肉となったのは昔のこと。「豊かな」食生活は、人間を健康にも病気にもする両刃の剣なのだ。「病気で長生き」でなく「健康で長生き」を実現するための現代食養生25章。
目次
かきやかぼちゃの種にふくまれる亜鉛の力
現代の高蛋白食から心臓を守るには
生命の鎖をつなぐマルチ・ビタミン・ミネラル
毛髪分析でミネラルの過不足を知ろう
ビール酵母で夏バテさらば
肝臓をいたわるスピルリナ
競争社会の爆弾食品「花粉」
家庭でもやしをつくろう
コレステロールを下げる水溶性の繊維
中年の腸をきれいにする乳酸菌製剤の威力
40すぎたら魚の頭を食べよ〔ほか〕