内容説明
「人生は些事から成る」を信条に、世事万般を睨みつつ、「半分死んだ人」の嗅覚で探り当てた一大事を問う「夏彦の写真コラム」―。とかくダメとムダばかりの世を憂えたかと思えば、花鳥風月を愛で、美しいものに恍惚とする…。一読、よくぞ言ってくれたとばかりに溜飲が下がり、再読、喉元までこみあげる笑いを噛みしめること必至の名物コラム。150編を収録した文庫版第2弾。
目次
週にいっぺん「CF情報」を
疑いだしたらきりがない
恐るべきは正義である
〆切前1時間
お家騒動は死なず
いまだにシンパが山ほどいる
新築祝いこのごろなくなる
宰相鈴木貫太郎
喧嘩すぎての棒ちぎれ
口は重宝なもの〔ほか〕