新潮文庫<br> 人生の棋譜この一局

電子版価格
¥715
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

新潮文庫
人生の棋譜この一局

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 429p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101265124
  • NDC分類 796
  • Cコード C0176

内容説明

升田幸三、大山康晴両巨星の死、米長邦雄の50歳にしての名人位獲得、そして羽生名人の誕生など、’90年から’94年にかけての激動の将棋界をつぶさに実況中継。歴史に残る数々の名勝負に留まらず、「恐がられるようでなければ勝負に勝てない」「弱みを握られたらお終い」など、盤外勝負も満載。一般の社会以上に人間くさい天才棋士たちの知られざる日常を軽妙に映し出す。

目次

1989年度(手を渡す;C級2組 ほか)
1990年度(大勝負直前の一週間;谷川が変った ほか)
1991年度(昨今中国将棋事情;出るか、将棋界のロッキー ほか)
1992年度(不世出の大名人;新人類は、今 ほか)
1993年度(米長の大パーティーと羽生;本格的女性進出の胎動 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shrzr

0
名人には名人の器と周囲が認めた棋士がなる、名人位の変遷はまさにこれを表していておもしろい。2014/08/03

みーふぃ

0
将棋好きにはいい読み物。90点

sekitak

0
月下の棋士を監修した人のエッセイ。90年台におきたことを元に前後のストーリーで固めている。木村から羽生までカバーしている。個人的に面白かったのは、丸田祐三のエピソード。昭和の将棋界を裏方で支えていた人の良し悪しに触れることができる。また、将棋は心理戦ということをわかりやすく説き、昨今の将棋はちょっとちがうということが書かれている。ちょうど変化の時期だった将棋界をうかがい知ることができる良書。2012/06/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/106487
  • ご注意事項