出版社内容情報
新見 正則[ニイミ マサノリ]
内容説明
「本好きはボケに注意」「ボケないためには筋肉量が大事」の理由とは。「枯れるように逝きたいなら点滴するな」という根拠とは。認知症の母を介護した経験をもつ著者が、驚きの重要知識を明かします。手術後にボケるという危険、少々ボケてもできる趣味や習慣が大切、元気な80代の実例から学べること…。50代以上必読、健康に老いるための新常識。
目次
第1章 ボケずに元気な80歳の実例に学ぶ
第2章 「ボケずに元気」でいるために、病院とどう付き合うか
第3章 「ボケずに元気」のために、知っておくと損しないこと
第4章 「科学的な根拠」を疑え―賢い患者になるために
第5章 50歳を過ぎたら―ボケないための養生法
第6章 死ぬならボケずにガンがいい
著者等紹介
新見正則[ニイミマサノリ]
1959年京都府生まれ。’85年、慶應義塾大学医学部卒業後、英国オックスフォード大学で移植免疫学を学ぶ。専門は血管外科・消化器外科。セカンドオピニオンのパイオニアでもある。また漢方医としても研鑽を積む。認知症の母の介護経験もあり、帝京大学附属病院、愛誠病院で患者を診療している。2013年、イグノーベル賞医学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マーク
4
30 これが本当の話かもしれないが、こうしなさい、と結論を出す本ではない。治療に100%の正解はないという確率論。最後は、美しく凛としていた母の呆けと介護。 ⭕️点滴、胃瘻しない ⭕️胃瘻は論外だが、点滴も死期を延ばすためなら要らない。 ⚫︎迷ったら「先生自身か、ご家族ならどうしますか?」は有効 ⭕️セカンドオピニオン外来! ⭕️70歳を過ぎたらガンの手術はするな!⇨ガンはとった方がよいのでは? ⭕️処方箋で漢方薬、これが正解。飲んだ翌朝、また飲もうと思えたら続ける ⚪︎治療に完全な正解はない。確率論。2024/04/11
Ryoko
3
現役の医者が書いた年を取っても元気でいられる秘訣。結局はストレスを溜めないことが一番なのかと思う。あとは社会と繋がって話をすることか。この本にも書いてあったけど、体に悪いと言われるタバコを吸ってても健康で長生きしてる人いるし。高齢になったら手術は不要とあったが、その通りだと思う。手術後、動かないとボケてしまう例が多いとあり納得。これからは90越えても生きてしまう時代になるんですね。それが幸せなのかは疑問が残るところ。2019/09/26
ナカ
0
視点の違ったアドバイスがとても良かった。健康番組の見方が変わると思う。より良い生き方を選びたい。2018/12/20