新潮文庫<br> 田辺聖子の古典まんだら〈下〉

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新潮文庫
田辺聖子の古典まんだら〈下〉

  • 田辺 聖子【著】
  • 価格 ¥539(本体¥490)
  • 新潮社(2013/09発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 302p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101175300
  • NDC分類 910.2
  • Cコード C0195

出版社内容情報

古典ほど面白いものはない! 古典をこよなく愛するお聖さんが、その魅力を縦横無尽に語る。

古典は決して古臭いものではなく、いつまでも生き生きしたもの。いつの世でも一番新しい! 侍の美学と人間の信義を描く『平家物語』。 兼好法師が人生観、処世観、恋愛観を通して、「生きることへのよろこび」 をつづった 『徒然草』。今も愛される『百人一首』や江戸時代に芭蕉、蕪村、一茶らが確立させた俳句……。古典は日本人の心の礎を築いた。その魅力をやさしく語る古典文学入門。

内容説明

古典は決して古臭いものではなく、いつまでも生き生きとして、いつの世でも一番新しい!武士の美学と人間の信義を描く『平家物語』。兼好法師が人生観・処世観・恋愛観を通して、「生きることへのよろこび」をつづった『徒然草』。今も愛される『百人一首』や、江戸時代に芭蕉、蕪村、一茶らが確立させた俳句…古典は日本人の心の礎を築いた。その魅力をやさしく語る古典文学入門。

目次

死ぬときはいっしょだぞ―平家物語
この世の地獄を見た―方丈記
田舎はなんてすごいんだ―宇治拾遺物語
噂になってしまった―百人一首
院、どうしてなの?―とはずがたり
物をくれる友がいちばん―徒然草
金が敵の…―西鶴と近松
Uターンして第二の人生―芭蕉、蕪村、一茶
女房はやはりありがたい―古川柳
なんとか浮き名を流したい―江戸の戯作と狂歌

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mijas

56
「食わず嫌いだったものでも、なかには美味しいと思う人も出てきます。そういう先達が一人いると、その嗜好は十人に広がるかもしれません。」田辺さんとともに、古典文学の美味しいところを少しずつ味見していく楽しさ。時こそ異なれ、人間の持つ感情は同じなのだと感じる。平安貴族の時代から武士の時代へ、さらには江戸時代まで、色々な時代にタイムスリップするかのよう。それにしても日本文学は多様で奥深い。印象的だったのは芭蕉と蕪村の比較。「旅に病で夢は枯野をかけ廻る」(芭蕉)「しら梅に明る夜ばかりとなりにけり」(蕪村)2016/05/19

けやき

45
田辺聖子さんによる日本の古典のブックガイド。下巻。上巻は古代のものや王朝文学だったが、それ以降の中世や江戸の文学について。どれも面白く読みました。2023/10/17

優希

42
古典は古いものではないと改めて思いました。敷居が高いように感じる人も多いことでしょう。でも、古典には日本人の心の礎があるのです。2023/11/05

金吾

30
上巻に引き続き一気に読みました。平家物語や徒然草のように好きな話も良いですが、あまり読んだことの無い川柳や狂歌が良かったです。2023/07/24

❁Lei❁

23
下巻は『平家物語』から江戸期の文学まで。『宇治拾遺物語』の平中の話がとても面白かったです。在原業平に並ぶイケメンの平中ですが、どうしてもなびいてくれない女性に出会います。この恋をすっぱり諦めるため、その女性の排泄物を見ようと便器を強奪するのですが……。オチは自分の目で確かめてみてください。学校の授業では『伊勢物語』や『源氏物語』など、お行儀のよい雅な文学ばかり取り上げられますが、実はそれだけではない古典文学。奥が深いやら浅いやら。当時の人も下ネタを面白く思っていたところに親近感が湧きます。2024/03/28

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