新潮文庫<br> またたび東方見聞録

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新潮文庫
またたび東方見聞録

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  • サイズ 文庫判/ページ数 297p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101159188
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0195

内容説明

バンコクではタイ王宮の建物を飾るモザイクの超絶技巧に驚き、灼熱のサムイ島では友人の日焼けの介抱に追われる。上海では怪しい媚薬を大喜びで買う同行編集者に呆れ、手軽な親孝行のつもりで訪れた京都では、母親の買い物に付き合ううちに思わぬ大出費をするはめに…。猫にまたたび、日本人にアジア。アジア旅行の魅力に目覚めた著者が綴る、文庫書下ろし紀行エッセイ。

目次

1 タイ篇(いい思いをもう一度;熱風渦巻くタイへようこそ;いきなり逆上気味に食べる ほか)
2 上海篇(我欲突発的上海行;ただの公園ですね…?;すごい!でも時々すごすぎる ほか)
3 京都篇(様々な思惑もあり親孝行の旅;ちょっとタメイキ…;泣く子と喜ぶ母親には勝てない ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ソラ

4
群ようこさんの旅行エッセイ。普通の人の旅行とは違うけれども、面白かった。2004/05/20

蛇の婿

2
群ようこさんのアジア旅行記。魯迅記念館あたりのエピソードには苦笑。さり気なく書いてありますが、「少年宮」で正客だった、とありますから、単なる一人の日本人としての旅行ではなく、『群ようこ』さんとしての旅行でもあったのかな、と思います。…ラストエピソードは…このお金持ちめえぇぇwww2013/06/26

おかつ

1
旅行エッセイ。著者は母親に物凄く甘いようである。その母親が登場する京都篇が一番面白かった。2017/12/02

Pudding

1
群さんの旅行記は肩の力をぬいて楽しく読めるので本当に良い。内容は一般人ではちょっと理解出来ない部分が多々ある作家様と編集者様の大名旅行のような贅沢なものだが、同行者の方々の度肝を抜かれる個性が抱腹絶倒である。アジア各国はまだ行ったことがないので、もし行く機会があれば参考に…する…かも。2012/06/19

ni-ni-

1
タイ、上海、京都の三つの旅エッセイをまとめたもの。最初の女四人のタイ旅行が一番面白かった。二つ目のは一番年下の男性の振る舞いが不快であった。中国の少女に現地で買った媚薬を振りかけて、女性陣に怒鳴られていたりして、なんだかなぁ…と。京都篇は著者の母の言動と散財っぷりを嘆く内容だった。2011/07/09

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