新潮文庫<br> ピンチランナー調書 (改版)

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新潮文庫
ピンチランナー調書 (改版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 544p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101126111
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

地球の危機を救うべく「宇宙?」から派遣されたピンチランナー二人組!「ブリキマン」の核ジャックによる民衆の核武装?…。内ゲバ殺人から右翼大物パトロンの暗躍までを、何もかもを笑いのめし、価値を転倒させる道化の手法を用いて描き、読者に再生への希望と大笑いをもたらす。死を押しつけてくる巨大なものに立向い、核時代の「終末」を拒絶する諷刺と哄笑の痛快純文学長編である。

著者等紹介

大江健三郎[オオエケンザブロウ]
1935(昭和10)年、愛媛県生れ。東京大学仏文科卒業。在学中に「奇妙な仕事」で注目され、’58年「飼育」で芥川賞を受賞。以後、常に現代文学の最先端に位置して作品を発表し、’94(平成6)年、ノーベル文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ヴェネツィア

324
大江自身の(あとがき)によれば、本書は『個人的な体験』にはじまる一連の「体験」の集結点であるらしい。この小説の構造を大江は明確だというが、その実なかなかに複雑である。これまでは私小説風に(あくまでも風にだ)自己と息子のことを語ってきたが、ここにきて森・父を仮構し、自らはその「幻の書き手」として物語っていくのである。しかも、反動勢力の「大物A氏」や、左翼の「ヤマメ軍団」を登場させたりと、ことさらに陳腐さを装う。そして、内ゲバも核兵器もまた笑劇の中に遠ざけてしまうのである。作家の意図はともかく、それは⇒2018/01/26

榊原 香織

70
彼の作品は初期のは好きだけど、問題の子供が生まれてからのはわかりにくい。 スラップスティックだけど笑えない。 学生運動、核の恐怖、の時代も昔的。 神話、SFなど魅力的要素も魅力を発揮できてない。2022/02/11

ω

39
リー、リー、リー。ピンチランナーに選ばれるほどおそろしく、胸が野望に湧きたつことはなかった!  いいねぇ〜ω 障害を持って生まれた森と、その父親である森・父。彼らが「転換」する!核批判はそれほど濃くなく、登場人物も皆さん個性的で、楽しんで読める。痛快純文学だってω笑 ラストはなかなかによき◎♡2025/07/13

メタボン

30
☆☆☆☆ 大江の独特な文体で作用される高尚な笑い。その気分に浸ることは愉しくもあり切実でもある。「ピンチランナー調書」は、一つの到達点であり、一つのスタート地点ともなっている。父と息子との「転換」。それがこの小説を前に進める巧妙な異化装置となっている。全体的には冗長さが否めぬが、小説における想像力を十分に満喫できる作品。2020/07/13

ちぇけら

23
重苦しい大江健三郎から、道化の大江健三郎へ。地球の危機を救うべく派遣されたピンチランナー。ある意味で《日常》というものが『個人的な体験』から続いてきた気がする(というほどは読んでないけど)が、一転した感じ。核、というテーマは今また再燃しているところだ。ただ突き上げてくるような大江健三郎の文章の力が、道化の裏に隠れてしまっていて残念。2017/11/08

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