新潮文庫<br> どんな人生にも雨の日はある

新潮文庫
どんな人生にも雨の日はある

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  • サイズ 文庫判/ページ数 281p/高さ 1X1cm
  • 商品コード 9784101102153
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

原稿締切りとの地獄の格闘の数日間をくぐり抜け、デイパックにラケットと文庫本を詰め込んで人間のいない土地にでかける「彼女と僕のゲッタウェイ」。遠い日の酒と西部劇への憧れを爽やかに語る「マックィーン飲み」。神田生まれの著者が“田舎者”の街と化した故郷に怒って発する「東京地方区分宣言」など。軽快な遊び心に、ライフスタイルを頑固に曲げない気骨が光るエッセイ集。

目次

道路の穴ボコ
帰国の一服
最初の一本
そつじながら…
原始的なほうが勝ち
ある午後の唇
僕たちが“かぐや姫”の生みの親!?〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山田太郎

26
生きてたら、原発で怒り狂ってたよな、この人は。先見性というか、そういう勘のよさは改めて読んでみて感心しました。2012/01/17

あた

5
軽妙なタッチに知性と意志が感じられるエッセイです。ご存命の頃を知っているだけに、かっこいいことを表立ってやることは野暮だぜといささかな照れを文章にのせているのがよくわかります。忙しくハードなメディアの最前線にいたあの頃の民生さんを知っている方はきっとノスタルジックになります。2018/07/05

カンパネルラ

3
タイトルが非常に気に入ったエッセイ2007/03/22

FlowerLounge

2
新刊当時はおもしろく読んだ。令和の今読んでもおもしろい部分はあるが、田舎蔑視、若者非難などが鼻についてなかなかキツかった。昔はこれが「ちょっと頑固」くらいの考え方だったんだな。2021/01/10

tsukamg

1
86年から89年にかかて、様々な雑誌に掲載されたエッセイをまとめたもの。ひとりの作家のもっとも気力に充溢している時代を映し出している。 もしこれらのエッセイの半分が短編小説だったらなあ。2015/08/14

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