新潮文庫<br> 風俗小説論

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新潮文庫
風俗小説論

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  • サイズ 文庫判
  • 商品コード 9784101045016
  • Cコード C0191

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うぴー

2
日本近代文学の主流となった自然主義文学ないし私小説について、どのような経緯で発生したか、主に小栗風葉『青春』、島崎藤村『破戒』、また田山花袋『蒲団』の三作を通じて論じられる。三作品と、それぞれが影響を受けた西洋文学の作品(例えば『破戒』についてドストエフスキー『罪と罰』)との比較によって、西洋近代文学の日本における摂取が表層的なものに留まったことが説得的に示されており、本作が現代でも日本近代文学を学ぶ人に推薦されている所以を感じられた。2022/10/11

Gakio

2
横光の「純粋小説論」も読まねば。2022/08/28

雲國斎

0
なんの理由で読んだのか,大学の宿題か?1979/01/05

e.s.

0
中村の憤りは、言表行為の主体と言表の主体の差異を抹消する小説家の素朴な自意識(自己表現)に対して向けられている。二つの主体の間にある差異とは「仮構性」がうみだす「社会」であって、中村の知的系譜にある蓮實の言葉で言えば、それはテクストと呼ばれるものかもしれない。2015/08/24

ゆきんこ

0
良き2021/05/04

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