出版社内容情報
バルセロナっ子の日常語はスペイン語じゃない？
この国の見所が凝縮された街はどこ？
アルハンブラ宮殿の骨組は木造!?
添乗員界のカリスマによる超詳細なものしりガイド。
内容説明
スペインの魅力とは、地方により全く異なる風土や伝統が息づき、その郷土色の豊かさにあります。活気ある首都マドリード、美麗なイスラム建築が残るアンダルシーア地方。ドン・キホーテの舞台ラ・マンチャ地方に、バルセロナなど独自の文化が花開くカタルーニャ地方―。添乗員もこれで勉強している！？スペインの奥深さを知るために役立つ歴史・観光ガイド。
目次
１ マドリードとカスティーヤ・イ・レオン地方（マドリード；エル・エスコリアル；セゴビア；アビラ；サラマンカ）
２ トレドとラ・マンチャ地方（トレド；ラ・マンチャ地方ところどころ；クエンカ）
３ アンダルシーア（コルドバ；グラナダ；セビーヤ；アンダルシーアところどころ）
４ バルセロナ、バレンシアとマリョルカ島（カタルーニャの歴史；バルセロナとその近辺；タラゴナ；バレンシア；マリョルカ島）
著者等紹介
紅山雪夫［ベニヤマユキオ］
１９２７（昭和２）年、大阪府豊中市生れ。旧制豊中中学、大検を経て、東大法学部卒業。日本旅行作家協会理事などを経験（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
にゃんこ
3
スペインに旅行に行きたくなりました。NHKの世界ふれあい街歩きを読んでいる感じ。実際に旅行に行った気分に！！お勧めです。2010/08/06
ごえもん
2
添乗員が参考にしていると言う事からこうした表題だろうけど旧題「スペインの古都と街道」の方がしっくりいく内容とも言えます。通常の観光案内とは一線を画し、歴史や生い立ちを中心に光を当てていると言えます。歴史とそこから生まれた独特の文化、読んでいるだけでスペイン（トレド、セゴビア、セビーヤ、コルドバなど）に行きたくなります。2016/11/20
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2
スペインへの旅行を考えているなら読むべきと言える一冊。バルセロナに関しての情報は薄いのでバルセロナ中心に旅行する予定であれば読む必要はないが、漠然とスペインへ行きたいと考えている人や何箇所かまわる予定であれば、自分が訪れる予定でない土地の話も含めて面白く読めると思う。スペインの歴史に関してのみならず、ツアーでは回れない観光ルートの案内や建築の見どころや豆知識、写真スポットの紹介などもあり、観光にはうってつけ。スペイン観光だけでなく世界史、スペインの歴史にも興味の湧く一冊。おすすめ。2016/08/18
ANDRE
2
まさにタイトルのままに添乗員の参考書と言う感じにスペイン各地の歴史や小ネタが書かれた１冊。地図や写真などが挿入されるタイミングも丁度良くて読みやすいんだけど、いかんせんスペインには行ったことがないので、実際の景色を見ずして添乗員の話だけを延々と読むのはちょっと淋しい。アルハンブラ宮殿に行きたい。2010/03/19
こーしー
1
スペイン旅行のガイドとして。観光地からはずれたところを紹介してくれていて、内容的にはとても良かった。スペイン史にも詳しい。ただ実際は日程の関係であまり本書内の場所へは行けなかった。知識としてだけ参考になった。
