羅生門―齋藤孝の音読破〈6〉

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羅生門―齋藤孝の音読破〈6〉

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  • サイズ A5判/ページ数 318p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784098375868
  • NDC分類 809.4
  • Cコード C0037

出版社内容情報

音読に適した日本の文学作品を、総ルビ大活字で、しかも安価に提供する音読用テキストシリーズ。今回は『羅生門』『鼻』『蜜柑』『杜子春』『魔術』『地獄変』ほか、芥川の名文をじっくり音読で楽しめます。

齋藤 孝[サイトウ タカシ]
著・文・その他

著者等紹介

芥川龍之介[アクタガワリュウノスケ]
1892年(明治25年)、東京市京橋区(現在の東京都中央区)入舟町に生まれる。我鬼、澄江堂主人の別号をもつ。辰年辰月(陰暦三月)辰日(一日)辰の刻(午前八時頃)に出生したので、龍之介と命名された。生後すぐ母・ふくが病気になり、母の実家の芥川家で育つ。小学校時代から常に成績優秀で、1913年(大正2年)東京帝国大学英文学科に入学し、翌年第三次『新思潮』に参加して文芸活動を開始。夏目漱石に師事し、1916年(大正5年)、『鼻』を師に絶賛されて作家への道を歩む。さまざまなテーマと、専門である西洋文学のエッセンスを盛り込んだ独自の感性と文体で人物の心理を鋭く描き、短編小説のスペシャリストとして地位を得た。その後作風は芸術主義に傾いたが、創作上の迷いもあってか再び現実生活や社会主義にも目を向けるようになった。持病と将来への不安を抱え、1927年(昭和2年)、多量の睡眠薬を飲んで三五歳の若い命を自ら絶つ

齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年、静岡生まれ、東京大学法学部卒業。同大学大学院教育学部研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専攻は教育学・身体論。教職課程で中高教員を養成。主な著書に『宮沢賢治という身体』(98年宮沢賢治奨励賞受賞)(世織書房)、『身体感覚を取り戻す』(2001年新潮学芸賞受賞)(NHKブックス)など。NHK教育テレビ『にほんごであそぼ』を企画・監修。また小学生対象の塾『齋藤メソッド』を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おはなし会 芽ぶっく 

3
『授業で役立つブックトーク』 https://bookmeter.com/books/5540025 より備忘録。【国語 テーマ ちょっと角度をかえて】まさかさかさま→どこでもない場所→だまし絵の描き方入門→耳なし芳一(岩波少年文庫『雪女 夏の日の夢』より)→グリーン・ノウの子どもたち→日本人の知らない日本語→藪の中(齋藤孝の音読破6より)→むこう岸には  2020/08/07

ご〜ちゃん

1
とても字が大きく、ふりがなもついていて、しかもわかりにくい言葉の横に意味が書かれてある。とても読みやすい音読破シリーズです。芥川龍之介さんの描写は精密。展開は見事。何もいうことがないくらい素晴らしい。2015/08/30

読書亀

1
恥ずかしながら初読みの作品も、ありました。やはり『蜘蛛の糸』。子供の頃読んでそれ以来、クモは気になる、殺してはいけない生き物になるぐらい印象的。『薮の中』の手法が面白い。現代でも面白く読めた。『地獄変』『羅生門』のような鬼気迫る作品から『トロッコ』『蜜柑』のような、心をうつ作品。『魔術』は世にも奇妙な物語ぽい。満足な一冊でした。おすすめです。2014/12/16

ノブ

0
成人しているので、振りがなはあまり関係ないが芥川龍之介の代表作が一冊にまとまっていたため非常に良かった。 巻末の斉藤孝さんの解説も的を得ていて身になった。なぜ芥川龍之介が一流の作家なのかが理解できた。2016/03/27

狐夏(こなつ)

0
教科書のように文字が大きく、読み仮名もふってあるので、小学生でも難なく読めるでしょう このシリーズはぜひお勧めです

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