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小学館101新書
無知との遭遇

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  • サイズ 新書判/ページ数 221p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784098250950
  • NDC分類 304
  • Cコード C0295

内容説明

日本の総理大臣が自信満々にこう言った。「景気はこれからよくなる。株は今が買い時ですよ。私は総理大臣だから株を買うのは問題だが、総理でなければ絶対に買いますね」そるとその場にいたビジネスマンはこう言い放った。「私だって、あなたが首相じゃなかったら絶対に株を買いますよ」―世相を痛烈に風刺する「ジョーク」。それは「世界にあって日本にないもの」の一つだ。自らの身を切らない政治家、国際感覚の乏しいビジネスマン、草食系男子に育児放棄の母親…世界標準から取り残された日本人は、どう“無知”を克服するべきなのか。この国を背負う若者への「魂のレッスン」。

目次

第1章 政治の無知(ジョーク 日本の政治家の「脳みその値段」;なぜサッチャーはブレなかったのか? ほか)
第2章 文化の無知(ジョーク 日本人が妻に話した下ネタ;カネで勲章が買える国へ ほか)
第3章 若者の無知(ジョーク 長生きを望む草食系男子;世界にあり得ない若者 ほか)
第4章 マスコミの無知(ジョーク スクープの価値;「小沢の乾杯」より報じることがあるはずだ ほか)
第5章 情報への無知(ジョーク 謀報機関の仕分け;国民にとって一番危険な「無知」 ほか)
終わりに 日本にあって世界にないもの(「当たり前」と「当たり前」の間のギャップを見つけろ;「もったいない」もヒントの一つだ)

著者等紹介

落合信彦[オチアイノブヒコ]
作家・国際ジャーナリスト。1942年東京都生まれ。アメリカのオルブライト大学、テンプル大学大学院で国際政治学を専攻。オイルビジネスに従事した後、ジャーナリストに転身。97年、オルブライト大学より人文学名誉博士号を授与される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。