出版社内容情報
男性のガン患者数で肺ガンに次ぎ2位になると予測されている前立腺ガン。根治や再発の可能性、生存率はどの治療法を選ぶかにかかっている。各治療法のメリット、デメリット、そして進行度別に最適な最新治療法を紹介。
内容説明
この20年間で40倍以上急増した前立腺ガン。2020年には日本の男性ガン患者数では、胃ガンを抜いて1位肺ガンに次ぐ7万8000人になると予測されている。しかし前立腺ガンは早期に適切な治療を受ければまず命を失うことはなく、根治することも可能だ。またある程度進行してからでも元気に長く生きることができる。待機療法、ホルモン療法、放射線治療、手術―多岐にわたる治療法のメリット、デメリットを丁寧に解説し、再発や生存率を左右するガンのステージ(病期)に合わせた治療法の選び方を紹介する。
目次
第1章 前立腺肥大と前立腺ガンはどうちがうか
第2章 前立腺ガンの診断にはどのような検査をするか
第3章 待機療法とホルモン療法
第4章 患者側からすると放射線治療が第一選択肢
第5章 ブラキセラピーとはどんな治療法か
第6章 小線源以外の放射線治療にはどんな種類があるか
第7章 摘出手術とそのほかの治療法
第8章 再発・転移した前立腺ガンの治療法
著者等紹介
藤野邦夫[フジノクニオ]
1935年、石川県生まれ。早稲田大学文学部卒、同大学院中退。出版社勤務後、東京大学等の講師を歴任し、現在は翻訳家として活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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