コリスくんのかみひこうき

刀根 里衣【作】

小学館（2017/09発売）

• サイズ A4判／ページ数 32p／高さ 31cm
• 商品コード 9784097267409
• NDC分類 E
• Cコード C8771

出版社内容情報

刀根里衣の夢のような世界が広がる絵本

世界で活躍する絵本作家刀根里衣さんの描き下ろし新作です。刀根里衣さんは、イタリア在住で、世界中で翻訳出版されています。日本でも数多くの絵本が出版されていますが、作絵の絵本で日本オリジナルの絵本は、この本が初めてとなります。
この作品は、紙飛行機作りが大好きなコリスくんの冒険の物語です。
コリスくんはいつも一人で紙飛行機を作るのに夢中です。コネコくんは、そんなコリスくんの紙飛行機が大好きで、一緒に遊ぼうと誘いに来ます。ところが、「紙飛行機が壊れるのがいや」とコリスくんは、いつもしらんぷり。ある日、強い風が吹いてきて大事な紙飛行機が飛ばされてしまいました。
コリスくんの紙飛行機は、どこへ行ってしまったのでしょうか？ コリスくんとコネコくんは、友だちになれたのでしょうか？


【編集担当からのおすすめ情報】
刀根里衣さんの人気は、日本のみではなく世界中で高く、ボローニャ児童図書展では、毎年サイン会を開催。いつも長蛇の列となります。また、パリやミラノでも、たびたびサイン会をしますが、大変な人が集まるそうです。

本作品も、刀根さんのすばらしい絵のハーモニーが広がります。

刀根 里衣［トネ サトエ］
著・文・その他

内容説明

コリスくんは、かみひこうきをつくるのがだいすき。いつもひとりでかみひこうきをつくっていました。そこへ、コネコくんがさそいにきました。「かみひこうきをとばして、いっしょにあそぼうよ！」

著者等紹介

刀根里衣［トネサトエ］
１９８４年福井県生まれ。２００７年京都精華大学デザイン学部ビジュアルコミュニケーション学科卒業。２０１２年よりイタリアへ渡り、絵本製作に取り組んでいる。２０１２年から２年連続で、ボローニャ国際絵本原画展の入選を果たす。２０１３年、日本人として初めて国際イラストレーション賞を受賞する。ヨーロッパのみならず、アジアでも注目をあびている。ミラノ在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[シナモン]

一人で紙ひこうきを作るのが大好きなコリスくん。大切な紙ひこうきだから絶対に飛ばしません。でもある時突風が吹いてきて〜。一人で過ごす時間も良いけど、みんなと遊ぶ時間も楽しいよね。爽やかでカラフルな紙ひこうきに心が明るくなる一冊でした。

2020/08/27

[ひ ほ]

一人で好きなことに熱中しているのも楽しいけど、それをみんなで共有できるともっと楽しいですよね。刀根さんの絵はどれもかわいらしく綺麗で癒されます。

2018/02/15

[anne＠灯れ松明の火]

ひとりで遊ぶことが楽しいコリスくん。折った紙飛行機は汚すのが嫌でしまい込んでいたコリスくん。でも、そうじゃないことに気づけて良かった！　いい話なのだが、突然、紙飛行機が大きくなった理由がなかったように思うのだが……。刀根さん、少し絵の感じが変わったかな？　子ども向けを意識しておられるのかな？

2018/12/04

[くぅ]

息子はあんまり楽しくなさそうだったけど、母は好きだぞ、刀根さんの絵！知らないことをやってみるって、その第一歩を踏み出せる気持ちがあるかどうかだ。慣れていることは楽だし楽しいけれど、顔を上げ周りを見渡せばもっと楽しいことがあるかも！第一歩を躊躇せず、多くの初めてからいつかたった一つをみつけられますように。（1歳6カ月）

2018/11/14

[ネコタ]

ひとりでかみひこうきを作るのが大好きなコリスくん。友達が遊びに来ても一緒に遊ぼうとはしない。でもコネコくんのおかげでそれがちょっと変わった。友達と遊ぶことの楽しさ、大切さを教えてくれる絵本。刀根さんの絵本は青系が綺麗な絵本だなーっていつも思う。

2018/03/11