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夢は牛のお医者さん

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 28cm
  • 商品コード 9784097266549
  • NDC分類 E
  • Cコード C8771

出版社内容情報

夢をあきらめないひとりの少女の物語。

新潟県の山あいにある小さな小学校に3頭の子牛が“入学”してきました――。
当時、小学3年生だった少女が、牛の世話をするなかで抱いた夢・・・・・・、それは「牛のお医者さん」。
懸命に世話をした牛との別れ、家族や周囲の支えと夢への熱い思いを胸に挑んだけわしい獣医師への道。
そして、“ペット”ではなく、“家畜”のお医者さんとなったかつての少女は、今も「いのち」と向き合いながら、日日戦っています……。

2014年春に単館上映からスタート、その後大きな話題となったテレビ新潟製作の同タイトル映画を絵本にしました。
観客の感動と涙をよび、公開からわずか4ヶ月でミニシアターでは異例の2万人を突破。ぴあ初日満足度ランキング1位を獲得。以後、日本映画ペンクラブ賞、日本映画批評家大賞、日本民間放送連盟賞など多くの賞を受賞し、いまなお各地で上映が続いています。

“夢をあきらめない”を、全国のこどもたちたちに届けます。

【編集担当からのおすすめ情報】
山田洋次監督も絶賛したこの映画。
小さな少女の成長、学び、決意、そして家族の絆など、映画の感動を絵本でも味わってください。

また、イラストを担当したのは、「せんそうしない」「なきごえバス」などの作品で人気の絵本作家えがしらみちこさん。
ひたむきな主人公の表情、こどもたちの子牛との交流シーンなどがとても魅力的に描かれています。
家庭で、学校で、多くの人に手にとっていただきたい作品です。

時田 美昭[トキタ ヨシアキ]

江頭 路子[エガシラ ミチコ]

内容説明

新潟県のひとりの少女の26年に密着したドキュメンタリー映画『夢は牛のお医者さん』。獣医師への夢をおいかけるひたむきな姿が大きな反響を呼び、「日本映画ペンクラブ賞」ほか数多くの映画賞を獲得しました。その映画の感動が、一冊の絵本になりました。

著者等紹介

時田美昭[トキタヨシアキ]
1960年、新潟県生まれ。原作となる映画『夢は牛のお医者さん』監督。1981年テレビ新潟に入社後、主に報道部、制作部に在籍し、「ズームイン!!朝!」などを担当。報道記者時代に出会った“三頭の子牛の卒業式”のテレビ取材をきっかけに、26年間密着取材した少女の記録を映画化。映画は単館上映作品ながら、日本映画ペンクラブ賞文化映画部門一位、日本映画批評家大賞ドキュメンタリー賞など、数多くの賞を受賞し、今も各地で上映され、大きな反響を得ている

江頭路子[エガシラミチコ]
1978年、福岡県生まれ。熊本大学教育学部卒業。水彩を使用した透明感のある画風が特徴。雑誌や教科書の挿絵も手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

クリママ

44
ドキュメンタリー映画を基にした絵本。新潟の山間の小学校。新入生のいない年、3頭の子牛が入学した。その出会いが一人の少女の夢につながっていく。50kgで入学したオスの子牛は、名前を付けられ、400kgになって卒業する。それは出荷されるということで、牛がどうなるのかみんな知っている。牛の世話の大変さを経験したうえで、病気を治す仕事がしたい。飼っている農家のためにする仕事もある。きれいごとだけでなく、厳しさも描かれ、そして、夢をかなえるために努力し、心を尽くして働くことの尊さを伝える良い絵本だった。2018/05/01

たまきら

17
小学校に新学年として入学してきた子牛を育ててから、「牛のお医者さんになりたい」と決心し、そのためにがんばってきた小学生のお話。読み終わってじ~んとしてたら、オタマが「牛のお医者さんじゃなかったんだ…」え?あ!もしかして、「牛が」お医者さんなお話だと思ったのかあ!布団で大笑いしてしまいました。2016/10/26

おはなし会 芽ぶっく 

16
ドキュメンタリー映画『夢は牛のお医者さん』 https://ukky.jimdofree.com/ の絵本化。26年追い続けた新潟テレビすごい! 幼い頃から「牛のお医者さんになりたい」という夢を叶えたともみさん。現在も新潟県で牛や豚を中心とした家畜の診療を行っているそうです。 【SDGs4 質の高い教育をみんなに(学校・学園・学生・教育一般)】【SDGs8 働きがいも経済成長も(仕事 職業 医者・看護師)】2021/05/01

spatz

15
新潟県松代町(現:十日町市)の小学校にある日やってきた三頭の牛。全校あわせて九人のちいさな小学校、3つの班にわかれて世話をする。ともみ、は体調をくずした牛の世話をするうちに、牛の世話をする獣医になりたいという思いを抱く。先生との約束「400キロになるころに出荷する」人はほかの動物を、たべないといきて行けないこと。給食のときの「いただきます」は「命をいただきます」の意味もあること。そして、夢をかなえるともみ。六年間動物のお医者さんになるための勉強。牛のお医者さん、は、売る時の値段より、高い治療はできない、と2017/03/26

ヒラP@ehon.gohon

11
実話を基にしたからというだけではなく、とても説得力のある絵本です。 小学校時代に夢見た、牛のお医者さんになるために、ともみさんは努力しました。 あきらめませんでした。 出発点が、新入生として子牛を小学校で育てたことというのも、とても素晴らしいと思います。 子どもたちは、自分の経験を通じて、個人個人夢を育んでいくのです。 押しつけはいけないけれど、さらりと読み聞かせしたい絵本です。2016/08/31

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