出版社内容情報
野うさぎの死、再生を描く。絵本の新境地。
「朝おきると 机のしたで うさぎが死んでいました」いったいだれがこんなことを?「わたしじゃないわよ」「ぼくでもないよ」…突然の死に直面、命のきらめきの中で心を動かされる「再生」を描く美しい絵本。
内容説明
朝おきると、机のしたでうさぎが死んでいました。
著者等紹介
どいかや[ドイカヤ]
1969年、東京に生まれる。東京造形大学デザイン科卒業。千葉県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちえ
37
どいかやさんの優しい絵に引かれて開くと「朝起きると机のしたでうさぎが死んでいました」という始まりに〈えっ!〉とショックでしたが、読み終えて〈命を慈しむ〉〈命の循環〉を改めて考えさせられた気がします。どいかやさんの生活上での実話からなのだろうと思わされました。読友さんに🐰ファミリーが何人もいるのでオススメとはいえないけれど、深く思わされ考えさせられる絵本です。2019/05/23
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
36
どいかやさんの絵に惹かれて読みましたが、最初に死んでしまったうさぎのルーピースーから始まり、少し驚きましたが、自然の摂理、命の再生を教えてくれるお話でした。2016/09/25
たまきら
29
死。子供は意外なぐらいにしっかりと受け止める力があると思うんです。美しい絵と弔う儀式におたまさん釘付け。「あ、にっこりしている」とほっとしていました。2018/05/14
浅葱@
24
ルーピースーの毛並みが柔らかでふわふわしていて、つい手にしていた。ルーピースーの命の行方にあたたかさを感じる。尽きない命に永遠を感じる。2014/01/11
小夜風
23
【図書館】読メに表示される表紙には思いっきりネタバレ。図書館で借りた本の表紙には、左下の一文は載っていなかったけどな…。どいかやさんの美しい絵にうっとり。私ならお花を植えたい。2014/05/26