出版社内容情報
京都は歴史の宝庫である。京都の社寺には人間の権力欲や愛欲、その喜びや悲しみが染みついている。洛中洛外、そして路地裏の古社寺まで訪ね歩き、思いがけない歴史の真実と人間の生きざまを発見する衝撃の京都案内。
京都は歴史の宝庫である。そしてそこにはさまざまな霊がうごめいている。京都の社寺には人間の権力欲や愛欲、その喜びや悲しみが染みついている。われわれは古社寺を訪ねたら、その地にすみ着いている地霊の声を聞かなければならない。その声にこそ文献からは読みとれない歴史が隠されている。有名無名を問わず、洛中洛外、そして路地裏の古社寺までくまなく訪ね歩き、思いがけない歴史の真実と人間の生きざまを発見する衝撃の京都案内。好評シリーズ第一巻『地霊鎮魂』、第二巻『路地遊行』を収録。
内容説明
洛中洛外の古社寺を訪ね、秘められた歴史の真実と人間の欲望、喜び、悲しみを掘り起こす。京都の深層に迫る衝撃の案内書。
目次
1 地霊鎮魂(平家ものがたり;法然の浄土教;時宗・時衆・遊行;藤原権力の基礎;イナリ ほか)
2 路地遊行(因幡堂と橘氏;六角堂と太子信仰;壬生寺と壬生狂言;庶民の寺・地獄極楽;清水寺が生むものがたり ほか)