出版社内容情報
若き人々/母と子/棘まで美し/「大調和」前後(一)
実篤の昭和初期の代表的な長編小説「若き人々」「母と子」などを中軸に据え、さらに日向の新しき村創設以後の実篤が軸となった諸雑誌のなかから「六号雑記」的発言を一括し〈「大調和」前後(一)〉を編成した。「白樺」をはじめ、「新しき村」「生長する星の群」「人間生活」「不二」「ひ新しき村」を本巻に「大調和」「独立人」「星雲」「重光」を第九巻に一括収録する。
内容説明
不退転のエネルギーを示す長編「母と子」、雑誌「大調和」に至るまでの身辺雑記を新編成。
目次
若き人々
母と子
棘まで美し
「大調和」前後(「白樺」;「新しき村」;「生長する星の群」;「人間生活」;「不二」;「ひ 新しき村」)