武者小路実篤全集〈第3巻〉

武者小路実篤全集〈第3巻〉

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  • サイズ A5判/ページ数 880p/高さ 24X17cm
  • 商品コード 9784096560037
  • NDC分類 918.68

出版社内容情報

小さき世界・新しき家/我孫子刊行会本/後ちに来る者に

志賀直哉、柳宗悦、バーナード・リーチらとともに手賀沼(千葉県我孫子)の畔に住んだ〈我孫子時代〉前後の諸活動を収録。著者自身の編集による「我孫子刊行会本」8冊を収め、さらに第一巻「新編生長」につづく思索の軌跡をあとづける『後ちに来る者に』を中心に「白樺」及び白樺衛星誌の諸作を加えて新編成。日向の〈新しき村〉実現に至るまでの武者小路実篤の実像を究明する一巻。

内容説明

大正デモクラシーと、「白樺」関連作品群。

目次

小さき世界・新らしき家(死;芳子;西幸熊;ペルシヤ人;初恋;小さき世界;姉;新らしき家)
我孫子刊行会本(日本武尊;レンブラントの晩年の作;トルストイに就いて;夏目さんの手紙;三つの本能;或る日の出来事;運命に就ての雑感;合理的社会には;ある母;文学者の一生;ロダンの展覧会に就てのある風説を聞いて;白樺美術館に就て)
後ちに来る者に(宗教心の芽;有縁者と無縁者とに;芸術品に就て;歯の療治に際しての雑感;新らしき村に就て;秋田雨雀君に;中村弧月氏へ;生田長江氏に戦を宣せられて一寸;岸田劉生画会主意書)〔ほか〕