出版社内容情報
歴史上名高い戦乱を、井沢史観が斬る!歴史の「常識」を覆し、戦乱に隠された真実に迫る、井沢元彦ファン必読の書。
内容説明
戦術、人間真理を検証。歴史の「常識」を覆し、戦乱に隠された真実に迫る!歴史上名高い「戦乱」を、井沢史観が斬る。
目次
第1章 戦国時代其の1 「戦国常識」のウソ下剋上
第2章 戦国時代其の2 天才信長・覇王の戦い
第3章 戦国時代其の3 秀吉・天下統一への道
第4章 戦国時代其の4 家康・薄氷を踏む戦い
第5章 幕末維新其の1 幕藩体制をゆるがした戦乱
第6章 幕末維新其の2 幕府崩壊と戊辰戦争
第7章 幕末維新其の3 最後の内乱と列強への雄飛
第8章 番外 隠れた主役たちの戦乱
著者等紹介
井沢元彦[イザワモトヒコ]
作家。1954年2月、愛知県名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒業。TBS報道局記者時代の80年に、『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞を受賞。現在は執筆活動に専念し、独自の歴史観で『逆説の日本史』を『週刊ポスト』にて好評連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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asa
7
素直に面白い!歴史ってやはり研究が進むとまた内容が変わってくるけど、わかりやすく井沢さんの考えが聞けて良かった。自分の考えと違うことも書かれているんですが、そこも素直に聞けるんですね~♪2012/03/04
おっとぅ
6
いつもながら井沢さんは、癖が強い。此は此として、成る程ね~ぐらいですか。2017/09/29
かい
5
著者の考え方として平和の在り方、肯定されるべき戦争もあるということは共感しにくいが歴史を一方向からではなく様々な切り口から見ていくことは現代にも大きく役立つように感じた。 ifの未来を想像することも一つの知恵だろう。2015/04/14
厩戸皇子そっくりおじさん・寺
5
井沢元彦という人は、極端な信長贔屓と文章が時々偉そうなのが鼻につくが、他人の新しい研究成果は積極的に取り入れたり、かつて唱えた説が誤っていたら改めたりしていてなかなか大したものだと思う。そしてなかなか面白い。2011/06/01
とし
4
「逆説の日本史」シリーズのせいか、やたら新説・自説を押し通してる感のある著者だけど、この本で言ってることの多くはそうピントが外れてなかったと思う。ただ、なんというか、語り口が好きになれないんだよなぁ。2014/04/07