バッハ全集 〈第12巻〉 チェンバロ曲 2

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バッハ全集 〈第12巻〉 チェンバロ曲 2

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  • サイズ B5判/ページ数 237p/高さ 29cm
  • 商品コード 9784096120125
  • NDC分類 762.34
  • Cコード C0873

出版社内容情報

バッハ音楽のミクロコスモス(小宇宙)ともいうべき《平均律》をはじめ《イタリア協奏曲》、《ゴルトベルク変奏曲》など名曲を収録。解説は磯山雅氏。他に東山清一氏、ロバートヒル氏ら内外の書き下ろし論文を掲載。

 バッハ全集第11回配本は「チェンバロ曲(2)」です。この巻にはバッハの鍵盤音楽の中でもその代表作ともいえる《平均律クラヴィーア曲集》BWV八四六?八九三、《イタリア協奏曲》BWV九七一、《ゴルトベルク変奏曲》BWV九八八などが収録されています。これらの曲はピアノで弾かれることも多く、広くコンサート会場で親しまれている名曲です。また、バッハが十代の時に作曲したとされる愛すべきカプリチョBWV九九二《最愛の兄の旅立ちに寄せて》が収められています。演奏はヴァルヒャ、ギルバート、ピノックと3人の名手による競演です。書籍の方は、チェンバロの巻のしめくくりにふさわしい陣容で、概説を礒山雅氏。そして「バッハと《平均律》」を東川清一氏、「《ゴルトベルク変奏曲》の背景」をロバート・ヒル氏他に、富田庸氏、渡辺順生氏。カラー特集に「バッハと音楽と数学」佐々木力氏。エッセイに園田高広氏。熊本マリ氏。他に「バッハ・ボワロー・カント」を佐々木健一氏。「音楽と数学」を浪川幸彦氏と力作原稿が続きます。連載には中村雄二郎氏、高階秀爾氏、小林義武氏。バッハのチェンバロ音楽を十分におたのしみください。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

121
バッハ全集ではやはり私はこの巻が一番大好きです。チェンバロですが、平均律クラヴィーア曲集、トッカータ、イタリア協奏曲、ゴルトベルク変奏曲で演奏者も、ヘルムト・ヴァルヒャ、トレヴァー・ピノック、ケネス・ギルバート、ラルフ・カークパトリックです。ゴルトベルク変奏曲は別のCDで数十枚もっています。グールドだけでも数枚持っています。本のほうは、園田高弘さんとファンの熊本マリさんのエッセイが楽しめました。とくに熊本さんは小さい頃グールドに手紙を出し家まで行ってあったことを書かれています。2016/10/24

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