ガガガ文庫<br> 編集長殺し〈4〉

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ガガガ文庫
編集長殺し〈4〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 264p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094517699
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

オシャレデザインに憧れて――。

「川田、完全に取り憑かれてるね。オシャレデザインの魔物に!」

私が見せたカバーデザインを見て、幼女編集長はそう言い放ちました。
そんな、デザイナーの海老沢さんと一緒につくった、渾身のデザインなのに!
編集長には、護摩行でオシャデザ魔を祓ってこいとまで言われる始末。ぐぬぬぬ……。

隣の岩佐さんや井端さんにも見せるものの、
「あー、これはお寺だね」「オシャデザ魔だけでなく、サブカル魔にも取り憑かれてるんよ」
やっぱりお寺行きですか! しかもサブカル魔って!

結局、井端さんが魔を祓ってくれるというのですが――。

オシャレデザイン問題、難し作家の担当とりかえばや物語など、今回もギリギリなネタがてんこもり!
業界のリアルが(いやでも)わかる、ゆるふわブラック系☆編集部るぽラノベ第4弾!


川岸 殴魚[カワギシ オウギョ]
著・文・その他

クロ[クロ]
イラスト

内容説明

「川田、完全に取り憑かれてるね。オシャレデザインの魔物に!」私が見せたカバーデザインを見て、幼女編集長はそう言い放ちました。そんな…デザイナーの海老沢さんと一緒につくった、渾身のデザインなのに!編集長には、お寺でオシャデザ魔を秡ってこいとまで言われる始末。ぐぬぬぬ。隣の岩佐さんや井端さんにも見せるものの、「あー、これはお寺だね」「サブカル魔にも取り憑かれてるんよ」やっぱりこの展開!結局、井端さんが魔を秡ってくれるというのですが…?ゆるふわ☆編集部るぽラノベ、第4弾登場!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海猫

56
カバーデザインをいじってたら他レーベルの表紙っぽくなったりするあたり、可笑しかった。ま、オシャレなデザインのラノベがあってもいいかもしれんが、じゃあそのオシャレデザインのラノベを購入するか?つーのは別の話だよね。業界のシビアな部分が、チラッと見えるのは今回もあった。作家のマスタニさん関連のお話はユーモアで固めながらも、芯は業界の本当に辛い部分かもしれないし。まあ読者側としてはひたすらのんびり作品として楽しんでるわけだけど。ということで5巻が出たら手に取るとしよう。2018/12/28

むっきゅー

25
ラノベの表紙はオシャレなデザイン(オシャデザ)はダメ絶対、という話。メガネっ娘も鬼門だそうで、ということは本作のこの表紙は完全にアウトではないの?MF文庫っぽい巨乳ヒロインの表紙を、可読性を高めるために頭部をカットしすぎたら、風俗の広告みたいになったのは爆笑でした。よく思いつくなこんなの(笑)。あとは、肝臓γ-GTPとヘパ神様の話、担当作家を入れ替える話。相変わらずのブラック企業なギギギ文庫の日常に、今巻も爆笑でした。あと、あとがき鑑賞家のためのポイント解説が笑えた。 2018/12/28

ソルト佐藤

13
2018年最後の本はこれだった(笑 オシャレ魔の恐ろしさはどんな仕事にもあり、共感を覚える。でも、ブギーポップの表紙が出たときのオシャレ感は、電撃文庫の躍進につながったし、オシャレな表紙もやはり必要・・・と、オシャレ魔はどこにでもいそう。あと、いつもの小村、いや、木村先生のゴシップが足りないですよ! パンチラに対するネタだけでは不足(笑 あと、最後の方の編集長の変心は、やはり、実際にあわせて異動ですかね? と、なると次で終わりなのかな?2018/12/31

真白優樹

13
川田がオシャレデザインの魔物に憑りつかれたり、難しいタイプの作家を押し付けられたりする今巻。―――書けなきゃ切る、だって仕事だから。岩佐が健康診断でアウトになったり、小山内が再び超アウトな事をやらかしたり。そんな顛末の裏、売れ損なう作家様や表紙デザインについてのギリギリの黒いネタが繰り広げられる今巻。前者のネタについては思い当たる作家様がいるかもしれない、そんな心に抱える何かを想起させるかもしれない、相変わらず闇をほんわか成分で纏めた、変な笑いの起きそうな巻である。違和感の正体とは。 次巻も楽しみである。2018/12/18

シャル

11
なぜか4巻まで出てしまったライトノベル編集部の日常小説。今回のテーマはデザインの話と売れ損なっている作家をどうにかするための担当交代の話。相変わらず業界の危なっかしい部分をなんとなく愉快なトークで包みながら明かしていくさまはなんとも面白くも大丈夫かいなという気持ちになる。それでもなんとなくお仕事モノの芯だけは捉えているようないないような感じで、読んだあとはいい話だったなあと錯覚してしまいそうになったりとか。そうかなあ。オサレな表紙とは……作家のこだわりすぎと編集の関わりとは。これがギギギ文庫の日常だ。2018/12/18

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