ガガガ文庫<br> 俺が生きる意味(レゾンデートル)〈5〉都心楼のディザイア

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ガガガ文庫
俺が生きる意味(レゾンデートル)〈5〉都心楼のディザイア

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  • サイズ 文庫判/ページ数 371p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094514902
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

真理に近づくために、斗和は力を求める。

およそ二千年前、世界大災害が起こって多くの生命が死滅した。
そのときの影響で日本人の祖先に突然変異が起こり、いわゆる個人色と呼ばれる髪と瞳が様々な色彩を持つ今の日本人が生まれたとされる。

少なくとも、斗和はそのように教わっていた。

しかし、斗和は見えない壁の空間――クオリア界の存在を知った。人の魂を喰らう幻想生物がいることを知った。非物質の世界。認識と精神だけで構築された空間。それが実在するのなら、この世が五分前につくられた可能性も否定できない。そして神の存在も――。

水族館の惨劇から、二か月が過ぎていた。櫛灘学園に編入した斗和は、そこで従姉のかりも、さらには神悠言の少女たちと再会し、しばしの平穏が訪れたかに思えた。

だが、不条理は斗和に襲いかかり続ける――。

舞台はデパートへ。過去最大数の人喰いの化け物が跋扈する絶望のなか、あの少女の面影を感じさせる、魂を狩る幻想生物(ソウルテイカー)が姿を現す。

「──貫き届く刃の意志(ブリューナク)、発動」

斗和たちの生きる世界の真実が少しずつ明らかになる、パニックホラーの第5巻!


赤月 カケヤ[アカツキ カケヤ]
著・文・その他

しらび[シラビ]
イラスト

内容説明

水族館の惨劇から、二か月。櫛灘学園に編入した斗和は、そこで従姉のかりも、さらには神悠言の少女たちと出会う。そして幼いころによく遊んだ瞬夏と偶然百貨店で再会。しかし、その再会は不条理の呼び水だったのかもしれない。一人前になりたいと願う神悠言の少女、霜月。斗和に憧れるアイドル、瞬夏。そして、力を欲する斗和。いくつもの願望と思惑が渦巻き、崩壊のアルペジオを奏でる。過去最大数の人喰いの化け物が跋扈する絶望のなか、あの少女の面影を持つ魂を狩る幻想生物が姿を現す。「―貫き届く刃の意志、発動」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

水無月冬弥

16
この話、本当に誰が生き残るかわからない。異能バトル化しているけど、あの殺人鬼以外は簡単に死にそうだし、死んでいるんだよなあ。しかし、アイドルの子の異能はなんだったんだろうか? 斗和もまだ何か力もっているようだし。ほんと、どうなるんだろう?2014/08/08

リプトン

13
なんだこの表紙詐欺は!? 今回は百貨店でパニックホラーな異能バトルでした。山田様再登場は嬉しく、ほんとこの人インパクトあっていいキャラしてるなぁと改めて思いました。いつもより敵味方がはっきりしていなくて化物やキャラも多く登場人物達が入り乱れてる感じで、相変わらずの容赦のなさも相まって緊張感がありよかったです。まさか今回のヒロインが霜月とは思わなかったですが、ナイスツンデレ後輩キャラで可愛かったです。次で退場とかも普通にありそうで怖いですが…。寧々音復活や世界観も色々明かされつつあるので次も楽しみです。2014/06/29

ゴローさん

12
百貨店を舞台にした都心楼編。放課後編や水迷宮編とは違い1巻完結です。今まで謎だった各異能の特性、化け物の階級神悠言の実態、そして「彼ら」の目的などが次々と明かされていきます。いやしかし1巻完結とあって内容が濃かった…今回は残虐性より恥辱性の方が高かった気がするので耐性の無い方は注意!(自分は大好物です)あらすじを読んだ時点で戦々恐々としていたのですが寧々音がエロかった。後半山田様の独壇場とかしてましたがこれはこれであり。謎も少しずつ解けてきてそろそろクライマックスに向かってきてる気がしますねぇ2014/06/18

しぇん

11
異能バトルの本シリーズも早5巻。今回もたくさんの異能力が出た中、例の殺人鬼は神(もどき)相手さえ無双する展開に。黒幕達の思惑を崩すジョーカーになる気がしますね。あと毎回パニック物風になってるから仕方ないのかもしれませんが登場人物多すぎな気がします。陰暦を冠してる巫女達には混乱させられ、度々登場人物紹介を読むことになってしまいました。 後、色々物語は展開はしているのですが、全体としては半分も終わってない様に感じるのですが、この物語全何巻になるんでしょうね?2014/06/18

でーたべーす

10
相変わらず新キャラだろうが、美少女だろうが、容赦無く殺しまくるところには好感がもてるが、たまにギャグなのか真面目なのかよくわからなくなる2014/07/19

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