小学館キャンバス文庫<br> 式童子―影法師・暗狩〈2〉

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小学館キャンバス文庫
式童子―影法師・暗狩〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 257p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094303728
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

御角義王(みかどぎおう)は、独自の呪法で「赤い鳥」を放ち、両親の手掛かりを求めていた。だが、陰陽師・八重垣信夫は、これを陰陽道を悪用したものと誤解し、人型の式神を使って、義王の友人である小鳩千夜と一条真子を誘拐。義王をおびき出して攻撃をしかける…。

自分の肉親を求めて、血を用い呪法を行う義王だったが、彼の放った赤い鳥は、陰陽師によって捕らえられてしまう。陰陽道の呪法を記した本を義王が持っているものと勘違いした陰陽師は、使いを義王に送りつけるが…。

内容説明

高一の小鳩千夜は、ある日友人から、回収命令が出ているまじないの本を売りつけられる―それが事件の発端だった。赤ん坊の頃、住職の葛西劉栄に拾われて育てられた御角義王は、独自の呪法で赤い鳥を放ち、肉親の手掛かりを求めていた。だが、それを何者かに知られ、謎の少年二人組に“本”を返すよう迫られる。「あの本がなければ、赤い鳥など飛ばせるはずがない」という。本のことなど知る由もない義王は、ひどく痛めつけられる。さらには、義王に思いを寄せる一条真子と千夜にも魔の手が!少年たちを操る術者の正体は?その思惑は。