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小学館文庫
笑劇―SFバカ本カタストロフィ集

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  • サイズ 文庫判/ページ数 374p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094081381
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0195

内容説明

オタクが発明した人類殲滅マシーン、地球最後に残された百合族と薔薇族。一九九六年から、十二冊が刊行された「SFバカ本」シリーズ。この伝説の短編集の百を超える短編の中から、前作『笑壺』につづき、九篇を厳選。『パラサイト・イヴ』の瀬名秀明は、SF文学賞をめぐるナンセンスなドタバタを描き、松本侑子、久美沙織ら、女性作家は、不思議な性の世界を描く―彼らのまったく違う一面が見られる大爆笑の短編集。

著者等紹介

岬兄悟[ミサキケイゴ]
1954年、東京都生まれ。國學院大学法学部卒業。1979年、SFマガジン「頭上の脅威」でデビュー

大原まり子[オオハラマリコ]
1959年、大阪府生まれ。聖心女子大学文学部卒業。『戦争を演じた神々たち』で日本SF大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

miroku

17
総じて出来良し♪ 馬鹿さはやや物足りないかな。2019/11/28

AR読書記録

1
やはり笑いというと、シモのほうに向かいがちな話も多いんだよな。まあもう、大原まり子『オは愚か者のオ』くらいに秩序がどんどん裏返り物語世界が拡張していくようなハチャメチャさであれば、これぞほんとうに祝祭的といえて面白いなあとおもう。けど、ま、個人的好みでいえばシモにいってないほうが好きでなかでも確実に笑ったのは井上雅彦『フィク・ダイバー』。設定もよい。あと瀬名秀明の著者(自己?だよね)紹介も好きだ。2013/10/02

nirekyu

1
『ぎゅうぎゅう』では既存の世界についての懐疑と外部への憧れとして、『サイバー帝国滞在記』では社会への、あるいは揺るがない自己からの逃避として、『フィク・ダイバー』では圧倒的な物語=世界の崩壊そのものとして……恐怖と笑いは紙一重。滅亡への恐れがあるからこそ、収録された諸作品を笑って楽しめるのかもしれない。笑いや馬鹿馬鹿しさの熱量は、カタストロフィの衝撃によく似合うのでしょう。2011/06/11

○○○ ○○

0
まあ究極好みの問題だけど冗語体で小説書くとだいたい滑って悲惨なことになるなって感じ2020/03/09

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