小学館文庫<br> へんしん

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小学館文庫
へんしん

  • 星乃 あかり【著】
  • 価格 ¥737(本体¥670)
  • 小学館(2019/03発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 317p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094066111
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

いいから変身してごらん!

橋の中ほどに真っ白な髪の老婆がぽつんと座っている。巷で評判の占い師だ。『玉占~たまうら』と書かれた行燈に照らされた二つの影は大きな壺とでぶ猫。思い通りにならない人生に疲れた四人の男女が老婆の手招きに誘われて、壺から取り出した玉は正直玉、なまけ玉、やきもち玉、はずれ玉。それが四人の不運の元だった。「大福や、ちょいとひと働きしておくれ」と老婆に言われた白いでぶ猫が、壺に上体を突っ込んでくわえてきたのが、四人の人生を逆転させる、ほら吹き玉、働き玉、妬かれ玉、当たり玉。バカ正直で勘定方をしくじった浪人の清之進、十九になっても下っ端扱いの醤油問屋の小僧・亀松、髪結いの亭主の素行に気を揉む女房のおれん、そして、並外れて勝負勘が悪いくせに博奕に目がない人足の紋太。どうにも、うだつの上がらない面々が、老婆から一日二百文で借り受けた玉は果たして悩みを解決してくれるのか。得体の知れない老婆と、とんでもない物の怪に変身する白いでぶ猫・大福が、業が深くて手前勝手な人間どもに呆れながらも、渋々手を差し伸べる。ハート・ウォーミングでちょっと怖い、お江戸ファンタジーの新境地、今、扉が開く!

【編集担当からのおすすめ情報】
こりゃあ、まるで祭りの縁日だ!面白怖いお江戸ファンタジー。
選んだ玉が、不運の元凶!
評判の占い老婆に命じられ、
白いでぶ猫が壺から咥えてきた玉が、
未来を変えるって、ホントかい!?

内容説明

逢魔が時、赤い橋の上に巷で評判の占い老婆がいた。『玉占~たまうら』と書かれた行燈の傍らに大きな壺とでぶ猫。ままにならない人生に疲れた四人の男女が老婆の手招きに誘われて、壺から取り出した玉は正直玉、なまけ玉、やきもち玉、はずれ玉。それが四人の不運の元だった。「大福や、ちょいと一働きしておくれ」と老婆に言われた白いでぶ猫が、壺に上体を突っ込んでくわえてきたのが、四人の人生を逆転させる、ほら吹き玉、働き玉、妬かれ玉、当たり玉。老婆から一日八文で借り受けた玉は果たして悩みを解決してくれるのか。おもしろ怖い江戸ファンタジー!

著者等紹介

星乃あかり[ホシノアカリ]
1974年東京都生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まさきち

56
たまうらの続編で4編からなる短編集。怪しい老占い師とでぶ白猫から与えられた玉の力で、鬱屈とした今までの生活から一歩踏み出していく人々の姿がなんとも気持ちいい。2021/05/09

ゆきちん

37
「たまうら」の続編。だけどこれから読んでも多分大丈夫。困った時に現れる占いの老婆と丸々の白猫。授けられる玉。さて、どう変わるでしょうか?みたいなお話が4本。当然すんなりいかない話ばかり。前作から気になってる老婆と白猫の謎がそのままで、今回さらに玉屋なるお人まで出てきてさらに謎が。シリーズでいつか明かされるのか?2019/05/06

一華

30
第ニ作目…どこからともなく現れる玉占いの老婆と白いでぶ猫の大福。選んだ玉は不運?しかし、なんだかんだいっても人助けになってるようで、ほっ。…玉屋なるおひとは何者?まだまだ秘密がありそう……2019/04/14

20
玉占の2作目。楽しかったぁ♪我が家の白黒の四つ足くんには、悋気玉が住み着いてそうだわ^ ^2023/04/08

onasu

18
煩悩にまみれた江戸っ子が堀端などを歩いていて、ふと気づくと霧に包まれており、見覚えのない赤い橋が。その上から手招きしてくる老婆は、占いの結果、願いを叶える不思議な玉を貸し出してくれる、という「玉占(たまうら)」の2巻目。  人とは強欲なもので、ひとつ叶えばもうひとつと望む訳で、そうなると人が変わったようにも。そうして痛い目に合って玉を返しにくるというのもひとつのパターンだったが、2巻目はサブキャラも登場して話しは多彩に。  ストーリーもさることながら、老婆の相方、白いデブ猫の毒舌がお気に入りだったりも。2021/08/08

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