出版社内容情報
「命の始末」を綴ったベストセラーを文庫で
「時間を忘れて一気に読んでしまった」「こんなに涙が止まらなかったことは初めてです」「これからも何度も読み返すと思う」「悲しいけれどあたたかい気持ちになりました」・・・
世代、性別を越えて、異例ともいえる数の感想が今も寄せられ続けています。
突然の余命宣告。
絶望の中で、やがて彼は自らの「命の始末」と向き合い始める。その臨終までの道程は、とことん前向きで限りなく切なく愛しいものでした。
これは、41歳で急逝した流通ジャーナリストの見事な死の記録です。
【編集担当からのおすすめ情報】
死の宣告を受けた金子哲雄さんが、最後に渾身の力を振り絞って書き上げたのが本書です。死と生に向かい合う、誰もが心を揺さぶられるメッセージを、一人でも多くの方に読んでいただければと思います。
金子 哲雄[カネコ テツオ]
著・文・その他
内容説明
突然の余命宣告。絶望の中でやがて彼は「命の始末」と向き合い始める。その臨終までの道程はとことん前向きで限りなく切なく愛しい。これは41歳で急逝した売れっ子流通ジャーナリストの見事な死の記録である。
目次
プロローグ 突然の宣告
第1章 流通ジャーナリストと名乗って
第2章 昼も夜も時間が足りない
第3章 発病。あふれてしまう涙
第4章 最後の仕事は死の準備
エピローグ 生涯無休
あとがき 「これは、金子が用意した“スタート”です」―夫と併走した500日(金子稚子)
会葬礼状
文庫版追補 金子さんとの思い出
著者等紹介
金子哲雄[カネコテツオ]
1971年千葉県生まれ。慶應義塾大学卒。(株)ジャパンエナジー勤務後、流通ジャーナリストに。徹底した現場リサーチをもとにした分析とお得情報を発信し、幅広く活躍した。2012年10月2日、背カルチノイドのため死去。享年41(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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