小学館文庫<br> カランコロン漂泊記―ゲゲゲの先生大いに語る

小学館文庫
カランコロン漂泊記―ゲゲゲの先生大いに語る

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  • サイズ 文庫判/ページ数 284p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094047011
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

コミックより面白い!? 「ゲゲゲの鬼太郎」を生んだ作者の生き方。

 「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」「河童の三平」…誰もが慣れ親しんだ異形の愛すべきキャラクター達。その生みの親、水木しげるセンセの旺盛な創作活動の原点とは!? 少年時代、ラバウルでの戦争体験、忘れられない人々から独自のテツガクまで、風の向くまま気の向くまま、縦横無尽に人生を語る、本邦初! どこを切っても水木印の痛快コミックエッセイ!! ビッグコミック連載時より熱烈な支持を受けた快作が遂に文庫本で登場! 肩の力を抜いて、人生を楽しむヒントがたっぷりと詰まっています。(解説 京極夏彦)

内容説明

「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」「河童の三平」…誰もが慣れ親しんだ、異形の愛すべきキャラクター達。その生みの親、水木しげるセンセの旺盛な創作活動の原点とは!?少年時代、ラバウルでの戦争体験、忘れられない人々から独自のテツガクまで、風の向くまま気の向くまま、縦横無尽に人生を語る、本邦初!どこを切っても水木印の痛快コミックエッセイ!!ビッグコミック連載時より、熱烈な支持を受けた快作が遂に文庫本で登場!肩の力を抜いて、人生を楽しむヒントがたっぷりと詰まっています。

目次

第1章 少年のころの思い出(あわや弟殺し!?;馬車屋のキンカ;ひょうタン ほか)
第2章 兵隊のころの思い出(お助け爺さん;巨砲;小林二等兵 ほか)
第3章 忘れられない人々(佐々幸二郎;あさいますお;つゆきサブロー ほか)
第4章 カランコロン的幸福論(110点;睡眠力;偉大なる胃 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かもい

11
境港での話から戦時中の事、忘れられない人などの自伝的漫画&エッセイ集。北浦の松、慰安婦、幸福論と印象に残る話が多かったです。のん気な話も凄惨な話もとぼけた同じ調子で語れる稀有なお方。水木サンの自然な生き方には憧れる、しかし絶対真似は出来ないな…。いつか日本ミケランジェロの作った墓にお参りに行きたい。2015/12/09

ななつのこ

4
描かれている内容の重さと、水木しげるさんの語り口のギャップが更に戦争の悲惨さを想わせる。生きたいという力の強さが運を味方にするのか、不思議な魅力を持った方だとつくづく思った。2017/09/24

ソラダマ

3
文章とコミックからなるエッセイ集(マンガが7割)。少年のころ、兵隊のころ、忘れられない人々、幸福論の4部構成。死と隣り合わせにいる人生だからこそ、なのかもしれないが、戦友たちの死の受け入れがしごくあっさりしている。死んでからあの時ああしてやっても良かったと回顧することも少なくない。でもこれくらいでないと100歳まで生きようとする生命力は身に付かなかったのかもしれない。93歳の死は早すぎた。今年の訃報の中で一番の衝撃だった。フハッ2015/12/27

SKH

3
水木しげる大先生エッセイ集。弟を殺しかけたエピソードから始まる少年時代の思い出話にホッコリ。壮絶でもの悲しいのに笑いもある軍隊時代の思い出は身につまされる。「忘れられない人々」は未見のエピソードが多く、奇人は奇人を呼ぶと再認識。「カランコロン的幸福論」は水木さん独特の感性で構築された哲学漫画。200X。2013/03/31

kokada_jnet

2
水木しげるには多数の自伝的著作があるのだが、その多くが内容重複している。だが、これは短い自伝エッセイ&漫画を集めたもので。他で読んだことがないレアなエピソードばかりで、ありがたい。2010/11/30

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