小学館文庫<br> 忘れえぬ言葉―私の赤い手帖から

電子版価格
¥385
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

小学館文庫
忘れえぬ言葉―私の赤い手帖から

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 237p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094021868
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

今は亡き愛の作家が遺した感動の言葉

 一九九九年十月、五十余年にわたる闘病生活の末に逝った三浦綾子。死の床で「私はまだ、死ぬという大切な仕事がある」という言葉を遺して。言葉──人と関わりあうための重要な手段。そこに、伝えたい気持ちと受けとめる謙虚な心とが美しく調和したとき、言葉は「言葉」たり得るのではないでしょうか。この本は、著者が日常の中でそのような「言葉」に接したときの深い思いを、時には感動し、時に自戒の念をこめて、思い出とともに綴った心にしみるエッセイ集です。 

内容説明

1999年10月、五十余年にわたる闘病生活の末に逝った三浦綾子。死の床で「私はまだ、死ぬという大切な仕事がある」という言葉を遺して。言葉―人と関わりあうための重要な手段。そこに、伝えたい気持ちと受けとめる謙虚な心とが美しく調和したとき、言葉は「言葉」たり得るのではなないでしょうか。著者が日常の中でそのような「言葉」に接したときの深い思いを、時には感動し、時に自戒の念をこめて、思い出とともに綴った心にしみるエッセイ集。

目次

春の章(必ず治ります。今しばらくの試練ですからね;堀田は失敗も多いが、成功も多いだろう ほか)
夏の章(すまないねえ;泥棒さんですか ほか)
秋の章(人を責める時はね、相手が言い逃れが出来るように、逃れ道を与えて責めなければいけないよ;淋しい病気にかかってね ほか)
冬の章(貧乏人は金持ほど人に迷惑をかけてはいない;おんぶしないで!くせになるから ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

逢原

2
200頁からの一節に気力が貰える。いつもだらだらしてしまうから、写経しとこうと思った。 2022/07/09

ARIE

2
初読。人を思いやる心、繊細な人心の機微を感じとる三浦さんの感受性の豊かさに溢れたエッセイ。忘れられない言葉が沢山。近々また読み返して、再度感想に残す予定です。2017/02/01

あき

1
著者が出逢った言葉たちに、この本を通して私も出逢えて良かった。2019/10/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/387950
  • ご注意事項