出版社内容情報
森に棲むサルが、なぜヒトに進化したのか。サル学の権威が、人類の創世をわかりやすく説いた霊長類学の入門編。誰もが知りたいヒト化への道程を明らかにする。
目 次
はじめに-人類創世記の語り部
第Ⅰ話-森林に生まれたサル
1 サルとはどういう動物か
空白の五〇〇万年を埋める ヒトはなぜサルから進化したか
哺乳類からはずれたサル
2 植物王国・熱帯雨林の攻略
緑のショッピング・センター 毒をもって敵を制す
虫食い競争に負けて つまみ食いの効用
消化を助ける〝腹の虫〟 ついに森を征服した
3 ヒトは森の中で始まった
肉食を始めたサル ヒトは「道具を使うサル」といえるか
シンボルとしての道具 必要は発明の母
4 ヒトの祖先の生活像
狩りをするチンパンジー 生活の知恵-トラブル解消法
文化という橋を渡って
問答-はみ出しものの進化論
第Ⅱ話-家族をもったヒト
1 サルの社会から見えてくるもの
サル類のさまざまな社会 夜から昼への生活革命
2 ヒト化への道のり
家族とは何か ヒトに近づいた類人猿
サバンナ暮らしの処世術 サルの社会に近親相姦はない
3 家族の始まりは父系か母系か
雄の力が
内容説明
ヒトとは何か。そして、ヒトは、なぜ、サルから進化してきたのか。このみんなが知りたいテーマを、明快に解く、河合サル学入門編。
目次
森林に生まれたサル(サルとはどういう動物か;植物王国・熱帯雨林の攻略;ヒト化は森の中で始まった;ヒトの祖先の生活像)
はみ出しものの進化論
家族をもったヒト(サルの社会から見えてくるもの;ヒト化への道のり;家族の始まりは父系か母系か)
サルとヒトの社会学
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haru
ユッケ