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挑戦 巨大外資〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 380p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093797740
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

経済小説の巨星が放つ、本格的国際経済小説。
1970年、32歳で世界的コングロマリット、ワーナー・パーク・グループの日本法人CFO(最高財務責任者)としてヘッドハンティングされた池田岑行。相次ぐCEOの解任、一瞬の隙も許さぬ人事抗争――非情の「外資」をその卓越した財務戦略で生き抜く池田は、日本人として初の取締役の座に就き、社内改革を次々と押し進める。 ワーナー・パークの伸張に危機感を抱いた製薬最大手・ライザーが、新CEOの失策を機に、10兆円規模の巨大TOBを仕掛けてきたのは99年のことだった。池田は否応なく、巨大M&Aの激流に放り込まれることになる――。
ようやく日本に訪れた「三角合併」時代の原点を、「奇蹟のCFO」と呼ばれた男の視点から描く、本格的国際経済小説。

内容説明

世界的コングロマリット「ワーナー・パーク」の日本法人に経理本部長としてヘッドハンティングされた池田岑行。メーンバンクの変更、経理部門の再編、公私混同著しい上司との対決…停滞していた社内に次々と改革を施す。だが、池田を待ち受けていたのは、ライバルたちの卑劣な罠だった―。相次ぐCEOの解任、一瞬の隙も許さぬ人事抗争。非情の「外資」をその卓越した財務戦略で生き抜いた唯一無二の日本人。著者渾身の国際経済小説。

著者等紹介

高杉良[タカスギリョウ]
1939年東京生まれ。専門紙記者、編集長を経て、1975年『虚構の城』でデビュー。以後、綿密な取材に基づく企業小説、経済小説を次々に発表。企業・組織の腐敗や内紛を圧倒的リアリティで暴く一方、個を失わずに奮闘するビジネスマンの姿を描いた作品群で不動の人気を得る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Syo

31
うまく行きすぎるっていう きらいはあるけど いいですねぇ2022/02/07

James Hayashi

25
07年の書であるが、70年代の日本における外資企業の人事抗争をメインに扱っているようだ。至る所にツッコミどころがあり、尚且つ派手なストーリー展開。だがいくつか学び取れた。会計マンは会社の金庫番だけが仕事でないことを知る。p44経営者の右手であり参謀の如く。本田技研の創業者に対する藤沢氏。Appleのジョブズに対しTim Cook. p55企業のレイオフは、再生後再雇用のチャンスを生み出すという視点。2019/05/11

よしたけ

2
外資系製薬会社で腕利きの経理マンとして30年に亘って活躍する男を主人公とした小説。米国本社から、落下傘で降ってくる何人もの外人社長とのやり取り、足を引っ張ろうとする同僚とのせめぎあい、秘書との秘め事、等々さまざまなストーリーが展開されており、楽しく読める一冊。ストーリー作りが主になっており、実務に関する記述があまりないのが個人的には残念。黒木亮のようなリアルな世界を期待して読んだところもあったので。ただ、生き馬の目を抜く外資系の世界を覗き見ることができて、楽しい一冊だった。2019/04/26

楽駿

2
久しぶりの高杉劇場に触れました。家族がながく、外資系に勤務していたこともあって、手に取りましたが、たんなる感情での足の引っ張り合いって、日本の企業と一緒じゃない??急いで下巻も借りに行きますw2014/05/01

半べえ (やればできる子)

1
★★★2013/10/23

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