内容説明
なんでも飼ってやろう。家の中、里山、海、ペットショップ、魚屋さん…。あらゆる場所であらゆる生物を採集・飼育し続けてきた孤高の「いきもの先生」トミちゃんの実録ノンフィクション!感動の50連発。
目次
アサリ
アシダカグモ
アブラコウモリ
アホロートル
アマガエル
アメフラシ
アメンボ
アワビ
イザリウオ
イトマキヒトデ〔ほか〕
著者等紹介
富田京一[トミタキョウイチ]
1966年福島生まれ。肉食爬虫類研究所代表。『いりおもて』(モンタージュ)、『のび太の恐竜2006』(藤子プロ・シンエイ動画・小学館)といった映像作品や、「世界の巨大恐竜博2006」(日本経済新聞社・NHK)などの博覧会にも協力。CGによる恐竜復元、さまざまな動物の飼育やおもしろ実験を通した理科教育には、とくに力を入れている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆぎ🖼️
25
いろんな生き物を現地で捕まえたりたくさん育てて適正な環境を調べて、めちゃくちゃ詳しいし、生物名が頁左下に英語名で表記✨メモしたくなる。文字がぎっしりで読み難いので大きくしてカラーに何冊も分けられたら集めたくなっちゃうかもしれない。著者のトミちゃんは多数の研究者や作家さんに好かれてるみたい、好かれてないとこんな面白いキャラは立たないか、ちょっとロバート秋山さんぽい。😏💧2021/12/08
プル
25
これ…普通、飼育しないよね?っていう生物を飼育して観察した記録。捕まえる・入手するところから解説も入っている所も。すっごく丁寧に、明るい説明なのですが、ひとつひと充実した内容で、一つの生物を読み終えるのに、体力がいります。時間かけながら読みました。内容は面白いのに、文章も読みやすいのに…すっごく力入っちゃいます!いい本です。小学生男子はハマっちゃうじゃないかしら?2020/10/20
朱音
3
副題はSF小説のパロっぽいが、動物飼育系サブカル本、かな。トカゲや魚、小動物など人が良く飼いたがるようなものからナマコ、アサリなど食材に至るまで富田氏が実際に飼った経験を元に書かれている。文章も軽妙で面白い。こういう本は好き!(でも家族にこういう人がいると大変だなぁ)2009/09/06
ao-king
2
ちょっと変わった動物の飼い方を簡単に解説してくれる本。単なる飼い方ガイドではなく、各動物の生態なども合わせて紹介してくれるので、そういった部分に興味がある人も楽しんで読めそう。ただ、爬虫類、両生類と虫が中心なので、苦手な人には辛いか。小学生向けの雑誌で連載を持つ人らしく文章が簡潔で読みやすい。そのせいかどの動物も簡単に飼えそうな気になってくる。多分著者が動物好き過ぎて、大変な部分もそんな大変なことではないように書かれているためだと思う。というわけで内容は好印象なんだけど、なんでこの副題なのか?2013/09/09
mita919080
1
連載されていたビーパル上でデビューから愛読していた。書籍化されて喜んで買ったら、そんなの飼っていいの?スゲ〜!な生き物たちは、概ね掲載されていなかった。完全版希望。