ナポレオンじいちゃんとぼくと永遠のバラクーダ

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ナポレオンじいちゃんとぼくと永遠のバラクーダ

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  • サイズ 46判/ページ数 322p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093567275
  • NDC分類 953
  • Cコード C0097

出版社内容情報

小泉今日子さん推薦!心温まる家族の物語

人生の旅を豊かにするのは、大切な記憶。
人生の旅を愉快にするのは、大切な仲間。
旅はいつか終わっても仲間が記憶を繋いでくれる。
心が温かくなる一冊です。
―小泉今日子

10歳の「僕」の親友は、元ボクサーで85歳の祖父、ナポレオン。ふたりは「皇帝」と「副官」としていつも行動を共にする。スーパー高齢者の祖父はボウリングでストライクを連発し、失礼なチンピラを殴り倒し、エスペラント語で会話し、ディスコミュージックに合わせノリノリで踊る。だがこの頃様子がおかしい。長年連れ添った妻ジョゼフィーヌとの離婚を一方的に決めたり、ボクサー時代のライバルのことで隠し事もあるようだ。もともと折り合いの悪い息子(「僕」の父親)への態度も、どんどん悪くなっている。やがて、そんなナポレオンに「最後の戦い」の時がやってくる……。
破天荒な最強祖父と家族の秘密、老いを、相棒である10歳の孫目線で綴る、笑って泣けるフランス発家族小説。

内容説明

ナポレオンじいちゃん、85歳(もうすぐ86歳)。前の仕事・プロボクサー、タクシー運転手。家族・最近、離婚したおばあちゃん、「ふぬけ野郎」のお父さん。特技・ボウリング、エスペラント語、腕相撲、ダンス。強くてかっこいい、大好きなぼくの「上官」。だけどこの頃ちょっと変なんだ…。スーパー祖父が10歳孫と大暴れ!?不器用すぎる家族の愛の物語。

著者等紹介

リュテル,パスカル[リュテル,パスカル] [Ruter,Pascal]
1966年、パリ南郊外生まれ。現在はフォンテーヌブロー在住、中学校のフランス語教師として教壇に立つ傍ら、中高生向けの小説の執筆活動にいそしむ。代表作に『Dis Au Revoir `a Ton Poisson Rouge!赤い金魚にさよならを言おう!(未邦訳)』(2018、ミッキー新聞読者大賞、ジュ・ブキヌ若手作家大賞を受賞)がある

田中裕子[タナカユウコ]
フランス語翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

榊原 香織

63
良い 老人問題もフランス風だとお洒落。 YA? 85歳の元プロボクサーのおじいちゃん、人生再出発と言い出しおばあちゃんと離婚。 不甲斐ない、とばかにされてる真面目銀行員のお父さんがいい味。 題名はクロード・フランソワの曲から  作者、碁と俳句には詳しい。能楽への誤解にはぶっ飛んだが2022/07/20

けろりん

51
本書は、偉大なる皇帝ナポレオン陛下の最大にして至高の闘いの記録である。陛下は第一の人生においては世界中のリンクを渡り歩くボクサーであらせられた。その次は、プジョー404を華麗に御するタクシーマン。そして、何度目かは確とは判らねど、御年85歳。人生再スタートへの出征を決心なされたのである。忠実なる副官、10歳の孫息子ココと、秘書”犬”『句点改行』を引き連れ、強敵犇く戦場へ!熱き戦いのゴングが鳴る‼かたがた、ふざけたレヴューとご油断めさるな。ハンカチちり紙、そして名言を書き留める手帳のご用意をお忘れなきよう。2020/10/22

たまきら

29
85歳のじいさんが長年連れ添った妻と離婚するというショッキングな描写から始まるローラーコースターのような物語です。10歳の孫のまっすぐなフィルターなしの目を通して語られる彼の姿。思い出話。送られてくるおばあちゃんの手紙。後半はさらにスピードが増し、しっちゃかめっちゃかな映画を見ているような気持ちになりました。大失敗もやってみないとわからない。どんなふうに生きたい?本当に「支える」ってなに?困ったじいさん万歳!エネルギーのかたまりみたいな人間でいたいなあ。2021/11/05

サラダボウル

19
ぼくのおじいちゃんは、元ボクサー。85才、人生を再スタートすると言って、離婚しちゃう。大好きなおじいちゃん。銀行員のお父さんのことをふぬけ野郎!といつも言うけど、ぼくも傷つくよ。おばあちゃんは哀しみながらも、日本通の変なおじいさんとかみ合わない交流をしてる。人生の宝物って、コレだよって、教えてもらったよ。ぼくは、その宝物を持って中学生になるよ。2021/02/11

なにょう

13
長いお別れ。85歳のナポレオンじいちゃんはジョセフィーヌばあちゃんと離婚した。レオナール10歳とじいちゃんの交流。レオナールの父親はじいちゃんを心配して施設に入れたい。じいちゃんは「収容所」送りだと反発する。不思議がるレオナールにレオナールの母は、「収容所」を第二次世界大戦の歴史を踏まえて「愛する人たちから遠いところ……とても遠いところに連れて行かれる」と説明する。それと介護施設は別物だと。(p 114)先の大戦は戦勝国のフランスにも傷跡を残したんだな。→2020/11/08

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