出版社内容情報
小泉今日子さん推薦!心温まる家族の物語
人生の旅を豊かにするのは、大切な記憶。
人生の旅を愉快にするのは、大切な仲間。
旅はいつか終わっても仲間が記憶を繋いでくれる。
心が温かくなる一冊です。
―小泉今日子
10歳の「僕」の親友は、元ボクサーで85歳の祖父、ナポレオン。ふたりは「皇帝」と「副官」としていつも行動を共にする。スーパー高齢者の祖父はボウリングでストライクを連発し、失礼なチンピラを殴り倒し、エスペラント語で会話し、ディスコミュージックに合わせノリノリで踊る。だがこの頃様子がおかしい。長年連れ添った妻ジョゼフィーヌとの離婚を一方的に決めたり、ボクサー時代のライバルのことで隠し事もあるようだ。もともと折り合いの悪い息子(「僕」の父親)への態度も、どんどん悪くなっている。やがて、そんなナポレオンに「最後の戦い」の時がやってくる……。
破天荒な最強祖父と家族の秘密、老いを、相棒である10歳の孫目線で綴る、笑って泣けるフランス発家族小説。
内容説明
ナポレオンじいちゃん、85歳(もうすぐ86歳)。前の仕事・プロボクサー、タクシー運転手。家族・最近、離婚したおばあちゃん、「ふぬけ野郎」のお父さん。特技・ボウリング、エスペラント語、腕相撲、ダンス。強くてかっこいい、大好きなぼくの「上官」。だけどこの頃ちょっと変なんだ…。スーパー祖父が10歳孫と大暴れ!?不器用すぎる家族の愛の物語。
著者等紹介
リュテル,パスカル[リュテル,パスカル] [Ruter,Pascal]
1966年、パリ南郊外生まれ。現在はフォンテーヌブロー在住、中学校のフランス語教師として教壇に立つ傍ら、中高生向けの小説の執筆活動にいそしむ。代表作に『Dis Au Revoir `a Ton Poisson Rouge!赤い金魚にさよならを言おう!(未邦訳)』(2018、ミッキー新聞読者大賞、ジュ・ブキヌ若手作家大賞を受賞)がある
田中裕子[タナカユウコ]
フランス語翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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