出版社内容情報
痛快“ネイチャーファンタジー”児童文学。
C.W.ニコル氏書き下ろしのファンタジー児童文学。主人公ダルシン王子は、ある事情で裸のまま森に追放されます。はたして生きてゆくことはできるのでしょうか。自然と人間の関係を深く見つめる、氏ならではの快作。
内容説明
叔父に殺されかけたダルシン王子は、人間の世界から追放されることで、ドゥルソイ(聖人)に命をすくわれました。裸のまま、野山や海で生きていくダルシン。動物と心を通わせ、身を守る道具をつくり…。きびしい自然にきたえられ、みごとに成長してゆく少年の姿を描きます。
著者等紹介
ニコル,C.W.[ニコル,C.W.]
1940年イギリスの南ウェールズに生まれる。17歳でカナダに渡り、その後、数十回におよぶ極地探検に加わる。1967年から2年間、エチオピアで国立公園設立にたずさわる。沖縄海洋博ではカナダ館副館長を務める。1978年には捕鯨取材のため、1年間和歌山県の太地に滞在。1980年から長野県黒姫に住み、作家活動を行う。自ら荒れた森を購入し、生態系の復活を試みる作業を16年間続け、財団法人「C.W.ニコル・アファンの森財団」を設立した。1993年より(財)屋久島環境文化財団特別顧問。1995年、日本国籍取得。1997年、内閣官房「子どもの未来と世界について考える懇談会」委員。『風を見た少年』(講談社)がアニメ映画化されアジア太平洋映画祭でグランプリ(アニメーション部門)を受賞
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感想・レビュー
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黒木 素弓
kaizen@名古屋de朝活読書会
Theodore