出版社内容情報
日本の美しい言葉とすばらしい文化を、21世紀を担う子ども達に伝える本
「力太郎」「ブレーメンの音楽隊」「ジャックと豆の木」「おむすびころりん」「ヘンゼルとグレーテル」などなど、日本と世界の名作昔話が47話収められています。いずれも楽しいお話ばかりで、その中にも、人生をよりよく生きていくための知恵が、話の奥に散りばめられています。さし絵を担当する画家には、村上豊、村上康成、杉浦範茂、黒井健、永田萠など、そうそうたるメンバーが顔をそろえています。タッチの違う絵が、お話ごとに出てきて、本を手にとった人をあきさせません。文章も、松谷みよ子先生と、日本民話の会のメンバーが担当し、声を出して読まれることを前提に書かれました。聞きごこち良い文を、お母さんや家族の人に読んでもらう至福の時間が、この本にあります。
松谷 みよ子[マツタニ ミヨコ]
著・文・その他
日本民話の会[ニホンミンワノカイ]
著・文・その他
著者等紹介
松谷みよ子[マツタニミヨコ]
1926年東京に生まれる。1956年より民話の採訪をはじめ、「龍の子太郎」(講談社)に結実する。この作品は、国際アンデルセン賞優良賞を受賞。その他「ちいさいモモちゃん」(講談社)で野間児童文芸賞、「あの世からの火」(偕成社)で小学館文学賞を受賞。日本民話の会運営委員、日本口承文芸学会会員、松谷みよ子民話研究室主宰
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