小学館叢書<br> 白土三平初期傑作集 〈3〉 死神少年キム

小学館叢書
白土三平初期傑作集 〈3〉 死神少年キム

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  • サイズ B6判/ページ数 360p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784091973931
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0379

出版社内容情報

昭和30年代、大人気だった貸本マンガ界に新風を吹き込んだ白土三平。その初期作品群を完全復刻! それまでのマンガにはないリアルで荒々しい描写、非情な世界を舞台にした複雑なストーリーなど、白土劇画の源流はここにある!

▼第1話/ある殺し屋の場合▼第2話/大上段絶命▼第3話/十蔵岩▼第4話/くぐつ▼第5話/死神少年キム〔死神少年〕▼第6話/〔ブロンコ・ヒルの決闘〕▼第7話/〔黒マントの男〕▼第8話/〔悪人の小屋〕▼第9話/〔ふしぎな男〕▼第10話/〔ブル=バイチング〕●登場人物/キム(死神少年。ピューマに育てられ獣語を解す。母親を捜している)、あたたかい闇のおふくろ(黒いピューマ。キムの育ての親)●あらすじ/開拓時代の西部に、死神少年として恐れられていた少年がいた。彼の訪れた町は全滅してしまうともっぱらの噂だった。そんな中、熱風が吹きわたる広野を歩く赤ん坊連れの男と白人の女の姿があった。2人の愛は道ならぬものとして激怒され、女の父親に追われていた。疲れ果ててあきらめかけたところで、3人はキムに出会う(第5話)。▼母を捜してさまよっていたキムは、熊用の罠に足を挟まれてしまう。1週間後、手負いの銀行強盗の男が、キムのところにさまよいこんでくる。男は熊に襲われてひどいけがを負い、息を引き取る寸前にキムに銃と金を渡し、妻子のもとに届けてくれるように頼むのだった(第6話)。