小学館文庫<br> 人間交差点 〈18〉

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小学館文庫
人間交差点 〈18〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 339p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784091921284
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

出版社内容情報

川の流れに押し流される小舟のように、「運命」というに波に翻弄される人生。そこには、人と人とが出会うがゆえの、愛や憎しみ、喜びや悲しみがある。そんな人間模様を痛切に描き出した人間ドラマの傑作版。

▼第1話/…一里塚▼第2話/午前十時の香り▼第3話/嘘▼第4話/バス停▼第5話/夜行列車▼第6話/殻の中▼第7話/小さな鳥▼第8話/路地▼第9話/小さな余韻▼第10話/弁当▼第11話/祖母のしつけ▼第12話/操車場▼第13話/帰り道●あらすじ/刑事の片田は、殺人事件の容疑者として、元・オリンピック選手の天野ゆりかを追い、故郷の佐渡までやってきた。そこで彼は、ゆりかの祖母のところに何度も出向き、話を聞き続けるが、祖母はいつも400年前の武将の話をするばかりなのだった…(第1話)。▼証券会社に勤めていた17歳の時に、貿易会社社長の近江にスカウトされた西田。近江に憧れていた彼は、近江のようになるべく研鑽をつみ、今、近江の後をついで社長業をこなしている。だが、何故自分は、社長に見初められたのか、あの頃の近江と同じ年齢となり、西田は疑問をおぼえるのだった(第2話)。▼幼い頃、母は週に一度、自分と妹を、別居する父のもとに連れてきた。その時の母の悲しそうな姿に「母は父と会うのが嫌なのだ」と思った息子は、父のところから戻り「もう父がこなくていいと言った」と母に嘘をつく。だがそれが結果的に、父の死を招くことになってしまった。その苦い経験を

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaikoma

2
一番印象的だったストーリーに出て来た大企業の新入社員たち。新人類と言われた世代でしょうか。昭和は遠くなりにけりだと感じますね。後は明治生まれ(その筈です)の男女の生き様、逞しさと優しさ。誰からも老年と認知された時に、そんな気質を持ちたいです。2023/03/15

満月-ya

1
★★★☆☆2013/10/15

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