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小学館文庫
光の海

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  • サイズ 文庫判/ページ数 295p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784091914606
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

出版社内容情報

鮮烈!!初期・小玉ユキの傑作オムニバス

とある浜辺に佇む、サーフボードを抱えた若い僧侶・秀胤。彼は「人魚」との再会を果たすため、海辺へ通い続けていた。彼の心を揺さぶり続けることとは・・・? 「人魚」たちと、彼女たちと出会った人間たちとの切なく愛おしい日々を描いたシリーズ全5作ほか「ROVER」「玉子王子」「憂鬱ヤマラージ」を収録したみずみずしい必見の初期傑作集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なも

9
人間と人魚が共存する世界の短編集。坂道のアポロンも良かったけど、これも良いなぁ。人魚シリーズ以外にも3編の初期短編を収録。全部好きだけど、海女のばーちゃんの話は特に好きだなぁ。「ばかやろーー家帰って道具とってくんだよ!!」いままでのばーちゃんは何処へw2014/09/15

うさぎや

2
文庫化&解説がボンコバってんで再読。どの話もやっぱり好きだなあ。2013/03/16

poopece

1
坂道のアポロンで有名な方ですが、初めて読みました。ちょうど良い具合に夢と現実の間を縫って描かれた作品でした。2013/10/13

はるむ

0
普通の人たちがまるで人間みたいな人魚と出会う短編漫画集。海や川のきらきらした描写が印象的。表題作と「川面のファミリア」「ROVER」が好き。2014/12/30

さくや

0
人魚に関する短編集。伝説としての人魚ではなく、どの話も“普通に人間の隣に共存している"人魚が出てきます。会話をし、恋をし、別れ、また出会う。人間とは違う姿だからこそ、人間は人魚に、人魚は人間に、どうしようもなく惹かれてしまう気持ちが描かれているように思います。安直なハッピーエンドでない話が多いですが、ただ哀しいだけで終わらないところが好きです。『水の国の住人』の最後のおばあちゃんの表情がとても素敵。2013/12/02

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